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結婚式のテーマは “Bon Voyage!”「私たちふたりとここに集まったすべての方のこれからの人生(船旅)が素晴らしいものであるように」という願いを込めています。
挙式
豪華客船をモチーフにしたデザインが、どの式場とも被らない唯一無二のチャペルです。
大きな窓はグリーンで覆われ、こぼれる光が温かく優しい雰囲気を作り出してくれます。窓には水滴がつかない造りになっているので、雨の日でも安心です。音楽にもこだわっており、ホテルオリジナルの新婦入場曲は美しいメロディーで、聴く人の心に響くこと間違いなしです。
披露宴パーティ
みなとみらいの海側を一望できるロケーション。時間帯によって違う表情が楽しめます。高砂の後ろはすべてが窓になっており、空と海が一面に広がる開放的な空間です。バーカウンターが併設され、ホテル婚でありながらもゲストとの距離が近いパーティーが実現できます。
ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルは空港やターミナル駅からのアクセスが良く、遠方ゲストが多くても宿泊に困りません。また、ホテルの一流のサービスとインフラを持ちながら、オリジナル要素を詰め込んだ結婚式ができます。まさにホテル婚とゲストハウス婚の良いとこ取り!
更にプロポーズをしてもらった思い出の場所であり、式を終えた後も食事や宿泊を通じて思い出を重ねていくことができるので、この会場での結婚式を決めました。
コンセプトやこだわったこと
◆テーマは“Bon Voyage!"
豪華客船をモチーフに設計されたチャペルで祝うのは新たな人生へ向かうふたりの出航。一面の青い空と海が広がるバンケットホールで催されるのは大海原へと旅に出た豪華客船でのウェディングパーティー。
そんなストーリーをゲストに体験してほしいと思い、ウェルカムスペース、エスコートカード、装花やテーブルデコレーションなど「大海原への航海」を彷彿とさせるトータルコーディネートを行いました。
アイテムの1つひとつ、装花、BGMやテーブルコーディネート、どの順番でアイテムを目にするかゲストの動線を考えるなど全てに一切の妥協無しで臨みました!
◆ゲスト全員に楽しんでいただく為の心配り
一流のお料理やドリンクで楽しんでいただくことはもちろん、1人ひとりにメッセージを書く、全員と目を合わせて言葉を交わすなど、全員に対して「来てくれてありがとう」の気持ちを全身で表現するようにしました。
さらに当日までの間には、最寄り駅からの歩き方を動画で撮影して共有する、相席になるゲストには情報をお伝えして会話が弾むようにする、親族専用のしおりを配布しておくなど“かゆいところに手が届く”ような情報の共有を欠かさないようにしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- ROSA CLARA
◆ドレス名
ABRIL
◆決め手
体型に合っていることはもちろん、2種類のレースが組み合わさった立体的なデザインや、会場に映えるロングトレーンに心が躍りました。ショップで取り扱っているクリスタルビーディングのボレロを着用することで、挙式と披露宴でイメージチェンジができるのもお気に入りポイントです。
SECOND DRESSドレス 2着目
◆ドレス名
NIKITA
◆決め手
着用している方を見たことがなく「被らない」という事実がひとつの大きな決め手です。
美しいミカドシルクのツヤ感と、光が当たるとグリーンに見えたりブルーに見えたりする絶妙なカラーリングが刺さりました。無駄のないウエスト、長いトレーン、腰から裾にかけて伸びる刺繍などデザインも気に入っています。上半身が薄いため、胸元に立体的なフリル装飾があったのも安心感がありました。
SHOESシューズ
◆挙式
白の総レースで12cmのピンヒール、プラットフォームです。マーメイドはドレスをつまんで歩くため、どうしても足元が見えてしまいます。総レースのマーメイドドレスにはエナメルや太いヒールよりも、華奢で繊細なヒールが合うと思ったので、ドレスショップのレンタル品ではなく自分で用意しました。
◆お色直し
色はゴールドでグリッターのものにしました。8cmのピンヒール、ポインテッドトゥです。足元の写真を残したいと思い、シューズもお色直しすることにしました。二着目ドレスに合わせるアクセサリーが全てゴールドだったので、シューズも同じゴールドで統一。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
◆挙式
サイドに動きがある低めのシニヨンです。マーメイドドレスで縦長のラインを意識していたので、ヘアもコンパクトにまとめました。シルバーのイヤリングカラーを入れているので、せっかくなら活かしたい!と思い、サイドをねじって表面に動きをつけることで、ただのシニヨンではなく一癖あるデザインにしました。
メイクは多幸感と艶感を重視した春らしさのあるピンクメイク。面長を緩和するためにアイメイクは横グラデーション、目尻と眉は長め、チークは横広にすることを意識しました。
◆お色直し
サイドに動きがある高めのポニーテールです。明るさや華やかさを演出できるスタイルにしました。ドレスの胸元に髪がかからない、かつ、1着目からは印象を変えられるようにアレンジしていただきました。面長がコンプレックスなので、サイドを引き出して横幅を出すよう意識しました。
メイクは挙式からガラッと変えて、ドレスのブルーグリーンに合うオレンジメイクに。色合いのはっきりしたドレスに負けないよう、明るさや活発さを出すために目尻もキャットアイにチェンジしました。
ACCESSORIESアクセサリー
◆挙式
・ピアス…カナダ在住の友人が作ってくれた世界に1つだけのピアス。イタリア産の素材を使ったやわらかい花びらと、スワロフスキーやビーズが揺れるデザインで、光に当たると花びらにビーズのオーロラが反射します。
・ネックレス…ピアスを引き立たせ薄い上半身の印象を和らげるような、短めのクリスタルのネックレスを選びました。
◆披露宴
・ピアス…挙式と同様
・ネックレス…夫にもらった婚約ネックレスをつけました。Tiffany&Co.のティファニーソリティアダイヤモンドペンダント(Pt)です。
◆お色直し
・ピアス…ゴールドのアンティーク風の花が3連になったデザインの揺れるピアスをつけました。結婚式ではシルバーを着用する方が多い印象でしたので、あえてゴールドを選びました。
・ネックレス…お色直し前と同様です。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
◆挙式
・べール…4mのロングベール。長いトレーンのドレスをさらに覆うようなべールです。全体の縁にレースの模様が施されており、肩回りを華やかにしてくれます。
・ヘッドアクセサリー…着用なし。イヤリングカラーでアレンジをしており、ヘッドアクセサリーをつけるとオリジナルのピアスが目立たなくなるため、着用しませんでした。
◆披露宴
・ヘッドアクセサリー…挙式と同様に何もつけませんでした。イヤリングカラーで十分華やかです。
◆お色直し
・ヘッドアクセサリー…ゴールドにクリスタルのストーンがたくさんついている大ぶりのヘッドパーツをサイドと後ろから見えるようにU字に着けました。前からも後ろからも輝きが見える点と、イヤリングカラーのアレンジを邪魔せず共存できる着け方にこだわっています。
NAILSネイル
シルバーのラメグラデーションに、大ぶりのビジューやオーロラのストーンをちりばめました。薬指は埋めつくしデザインで、遠くから見てもネイルが目立つようにしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
「一面に広がる空と海」をイメージして会場全体をコーディネートしました。透明感、開放感、爽快感、抜け感、光の反射、輝きがキーワード。
メインのお花はデルフィニウムとデンファレ、色はホワイトとスカイブルーです。ブルーは青や水色ではなく”空色”にこだわって選びました。クリアだけでなくブルーやマリンブルーの花器を使って水面の煌めきを表現。窓から入った光が反射してキラキラと輝きます!
高砂はチェアタイプ。ドレスが全部見えるようにしています。チェアの後ろは装飾せずオープンにすることでゲストが近くまで来れるように工夫しています。サイドに高さを出し装飾することでどの方向から撮影してもお花が写るようにしました。
ゲストテーブル装花は4パターン。ガラスボウルorサブマージフラワー×ホワイトorスカイブルーの組み合わせをランダムに配置しました。天井が低いため背の高いものは用意せず、ガラス花器やミラーを多く使うことで軽やかな印象に仕上げました。
FOODお料理のこだわり
様々な年代の方にも楽しんでいただけるよう、お箸が使えるジャパニーズフレンチのフルコースを選択しました。来賓ゲスト、親族ゲスト共に皆さん方から「食事がどれもおいしくて、それでいて量もたっぷりで大満足」との感想をいただきました。私たちも食べたかったです…
WEDDING CAKEウェディングケーキ
“会場の雰囲気に沿ったデザインで、大人っぽくシンプルに”というコンセプトのもと、スクエアの2段をベースにストライプのクリームデコレーションを施し、空色のデルフィニウムを2か所に飾りました。
PETITE GIFTSプチギフト
SOLAN DE CABRASのブルーのボトルに入ったお水に、ゴールドのリボンとThank Youタグをつけてお渡ししました。
披露宴中にはお酒を飲まれる方が多いのでおひらき後の水分は喜んでいただけるのではと考えました。飲み終わったらすぐに捨てられて荷物にならないのも◎。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
「いつも、いくつになっても身に着けたい」という思いから、指輪ではなくダイヤのネックレスにしてもらいました。2人で一緒に選んだ、Tiffany&Co.のティファニーソリティアダイヤモンドペンダントです。
WEDDING RING結婚指輪
Tiffany&Co.のミルグレインを太さ違いで購入し送り合いました。私は2mm、夫は3mmを着用しています。年を重ねてもずっとつけていられる、それでいてTiffany&Co.らしいデザインを気に入って即決でした。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式前のファミリーミートです。夫の家族と私の家族、2つの家族が顔を見合わせて嬉しそうに涙を流す姿を見て、感謝の気持ちやこれまでの思い出が溢れ涙が込み上げました。
二人らしさとは
私たちにとっての2人らしさは“お互いを尊重し、尊敬し、支えあう対等な関係”です。
だからこそ結婚式も、どちらかが頑張るのではなく「2人で一緒につくりあげる」ということを大切にしていました。得意、不得意があるのは当たり前なので、役割分担をして苦手な部分をカバーし合い、褒め合うことを心掛けました。
どちらかに負担が偏っている場合には、余裕がある方が家事負担を多めに担うなど、結婚式だけに限らず生活の中で負担を分散することで“2人で一緒につくりあげる”を実現できたと思います。
嬉しかった参加者の反応
「こんなに楽しくて感動する結婚式は初めて」「ディズニークオリティ並みのコンセプトでエンターテインメントだった」「笑いあり涙ありの一種のショーみたいだった」「名残惜しくなるくらいの楽しい時間をありがとう」「細部までこだわりのつまった式、温かくて素晴らしくて参加させてもらって本当に嬉しかった」「この10年近くでお招きいただいた式の中で殿堂入り」など、数えきれないほどの心に残る感想を頂き、一夜明けても涙が出るほどでした。
私にとって結婚とは
「いつもお互いの一番の味方でいる」
そんな存在がいつも傍にいてくれることが何より心強いと感じています。また、結婚式を通じて、自分や夫がどれほどの方に支えられ、愛され、見守られてきたかをこれまで以上に強く感じるようになりました。
お祝いに来てくださった皆様は、誰一人として私たちの人生に欠けてはならない方々です。これからますます、支えてくださる皆様に恩返しをしていきたいと思っています。
後悔していること
◆記録映像をつけなかった
「記録映像はほとんど見ないと聞くし、撮って出しエンドロールがあればいい」そう思っていたのですが大後悔。ゲストの反応や声、スピーチなど聞き直したいと思っても後の祭り…。また、両親は役割が多く当日を十分に満喫できていないため、あとでゆっくり振り返りたいという思いが強かったようです。記録映像は当然ついていると思っていたようで、とてもがっかりしていていました。申し訳なかったです。
◆おひらきの時間が押した
お料理のサーブが遅れていました。私たちにはどうすることもできなかったものの、当日に帰宅する遠方ゲストもいたため申し訳なかったです。サーブが遅れているなら、こちらから聞く前に情報を頂きたかったですし、情報を頂ければ、後の予定が詰まっているゲストに対して個別にお声がけするといった配慮ができたと思います。
やりたかったけれど諦めたこと
バルーンリリースは雨が降ったら室内装飾の一部になってしまうためやめました。完成された装飾に変更が生じるのは避けたかったからです。さらに当日の天気に悩まされたくないという思いもありました。
節約のための工夫
アクセサリーやウェルカムスペース装飾などは卒花嫁様からのお譲りやSHEINを活用しました。ペーパーアイテム類は式場プランに含まれていたため、ここでの節約は見込めませんでした…。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
ホテル婚でありながらも、オリジナル要素をぎゅっと詰め込んだ式を挙げることができる会場はなかなかないと思います。
こだわりが強く、驚くほど細かい私のリクエストに対しても、嫌な顔一つせず、いつも期待以上の回答を返してくれたプランナーさんには感謝してもしきれません。ご関係の皆さまのご協力のおかげで最高の1日を作り上げることができました!
やりたいことだけでなく「どうしてもやりたくないこと」「好きではないこと」も一緒に言語化していくと、自分達が大切にしたいことが見えやすくなります。結婚式の準備を通じて、夫婦の絆や周囲の大切な人への向き合い方にもきっと良い変化が生まれると思います。プレ花嫁、花婿の期間が最高に充実したものになりますように…♡