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特にテーマやコンセプトは決めなかったのですが、私がとにかく「和婚」が良かったので、テーマは「和」です。
「神前式で指輪交換はしないのが通例」と聞いたので、その通り指輪交換はなしにしたり、披露宴に鏡開きを入れたり、夫が小学生時代から続けていた和太鼓を余興に取り入れたりして和を意識しました。
式場選びでは、夫がアクティブなので「自然」や「緑」をイメージした「運動系男子でも飽きなさそうな会場」というのを視野に入れて検討しました。
最終的には、東郷神社・ルアール東郷の見学の時に夫がボソッと「良い」と、呟いていたことが決め手になって選びました!
挙式
神前式でしたが、陽の光が窓から綺麗に入る場所です!当日は快晴だったので、とても明るい挙式を行うことができました。
披露宴パーティ
原宿にあるのに、それを感じさせない緑の多さがあり、窓の外も緑に溢れていて、都心にいながら非日常空間を感じられる会場です。
また、会場入口から高砂に向かって、バージンロードのようにも使用できるそうで、和装で挙式をした後に、披露宴でウェディングドレスに着替えて、父親と改めてバージンロードを歩くというカップルもいるそうです。私は実際やりませんでしたが、それを聞いて「素敵だなぁ」と思いました。
外の入口から会場内までは全てがバリアフリーで、高齢の夫の親戚も過ごしやすいだろうと思いましたし、ゲストの更衣室や、喫煙ルーム(挙式当時はコロナ禍のため使用中止)等も、別室でしっかりと設けられており、お手洗いのアメニティもビックリするくらい充実していて快適な会場でした!
コンセプトやこだわったこと
私が和装婚にこだわった理由が、元職場の同僚の披露宴に参列した際、神前式を親族のみで、披露宴を同僚や友人を交えて、というように行っており、その仕組みが素敵だなと思っていたからです。
ただ、式場契約当時のプランナーさんから「神前式をする人は今の時代珍しいから、神前式に参加してもらうのもある種の『おもてなし』になる」という話を聞いて、それも素敵だと思い、ゲストには神前式から参加していただきました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESS和装 1着目
- スタイル
- 白無垢
挙式の際は白無垢です。
提携のドレスショップのサイトで、ある程度目星をつけてから試着に行きました。和にこだわっていたので、完全な白色の白無垢を着ようと思っていましたが、流行りの金刺繍の白無垢がとても素敵で「挙式」というイメージを覆さなかったので、この衣装にしました。
ベージュの掛下も流行りではありましたが、披露宴前の掛け替えの時に時間短縮のため、白無垢から着ることにしました。全然悪目立ちせず、むしろ金刺繍と馴染んでとても良かったです。
SECOND DRESS和装 2着目
- スタイル
- 色打掛
濃いピンクの色打掛です。
試着では緑や暖色の総柄のものも着ましたが、古臭く見えず良い感じの衣装がこの色打掛でした。合わせて飾り襟も決めましたが、赤の差し色が白無垢でも映え、ベージュの掛下とも相性抜群でした。
THIRD DRESSドレス 3着目
3着目はカラードレスです。
最初は憧れの白のウェディングドレスを着たかったのですが、あまり自分の中でピンとこず、同日に夫の試着を見た時に、白のタキシードが似合っていたので、それに映えるドレスがこのドレスだと思い選びました。試着したのは12月でしたが、3月の天気にとても映える色合いでした!
SHOESシューズ
和装、洋装とも履物はレンタルしました。
夫も私も背が高く、夫は177cm、私は164cmあるので、ぺったんこ靴でちょうど良かったです。ハイヒールを履きたい人には、レンタルは物足りないかもしれません。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
「人と被りたくない」というのが昔からのマイルールなので、ひたすらネットで探しました。珍しい髪型は、既に成人式や大学の卒業式で経験済みだったので、どういう風にするかとても悩みましたが、最終的にシンプルだけど大きめの髪型を和装にし、カラードレスは背中のイボを隠すのも兼ねてフワフワのダウンポニーにしました。
フローリストさんから「リップをヘッドアクセサリーの赤と同じにすると良い」とアドバイスをもらっていたので、当日メイクさんにお願いして、掛け替えの時に塗り直してもらったことがポイントです。
ACCESSORIESアクセサリー
カラードレスのアクセサリーは、レンタルでちょうど良いのがあったので、そちらをつけました。子どもが小さく、ネットで探す時間もなかったので良かったです。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
和装のヘッドアクセサリーにはこだわりました。式場プレゼントに白の綿帽子が含まれていましたが、顔立ち的に昔っぽくなってしまうと思い、受け取りませんでした。
昔から沢尻エリカさんが着用していたユリの角隠しに憧れていましたが、彼女だから似合うと思っていたので、一般人の私でもできそうなものがないかフローリストさんに相談したところ、白無垢には胡蝶蘭、色打掛には深い赤のダリアを提案してもらいました。いずれもドライフラワーではなく生花をつけたことがポイントです。
当日は自分のイメージ通りにヘッドアクセサリーが用意されていて、ヘアメイクさんにもイメージ通りにセットしてもらえて大満足です!
NAILSネイル
衣装担当の方に「和装・ドレス共通で乳白色がおすすめ」とアドバイスをいただき、ネイルポリッシュまで買いましたが、結局育児中で時間を上手く使えず自爪で出ました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
メインで使用したのは「胡蝶蘭」です。
色打掛が濃いピンク、カラードレスが空のような青色を基調としたレインボーカラーだったので、どちらでも映えそうな花を相談したところ、会場の方に胡蝶蘭をすすめていただきました。
色打掛とドレスが、ゲストの目に映る雰囲気を壊さないように、シンプルの中にゴージャスさも感じられるようにしたのがポイントです。
当日は、あまりまじまじとは見られませんでしたが、違和感がなかったので、イメージ通りだったと思います。「違和感がない」というのは私の中の大切なキーワードです。
FOODお料理のこだわり
夫の招待客に高齢な親戚が多く、コロナ禍中盤で蔓延防止措置期間だったため、ゲストの皆さんも外出をあまりされていないだろうと思い、会場のメニューにあった1つ上のランクのお肉をメインに選びました。お料理は皆さんに好評で良かったです!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
カラードレスに似合うカラフルなケーキです。
ドレスがカラフルなので、ケーキもカラフルで華やかなものを検討していたところ会場のリストにあったため、それを選びました!
WEDDING FAVORS引出物
夫の親戚にはギフトカタログ(投函・ネットどちらでもできるタイプ)を、その他のゲストには電子ギフトカタログを贈りました。受け取った側が「選びやすい」というのを大切にしています。
引菓子のチョコレートケーキは、私が大学時代に留学していたウィーンの老舗DEMELのものが選べたので、それにしました。実は留学時代の友人の結婚式でも同じのをいただき、とても懐かしく、嬉しかったのを覚えていたのでこれに決めました。挙式当時はコロナ禍で海外に行けていない人も多かったと思うので、少しでも海外気分を味わってほしいと思って選んだものです。
PETITE GIFTSプチギフト
式場のカタログに載っていた金平糖です。
ウェルカムスペースでも使えたのが魅力的でした。
包装も和風で、金平糖も和だったため即決でした。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
私が左利きで、職業柄思わずぶつけて傷をつけてしまうのではないかと思い「なし」にしました(笑)
WEDDING RING結婚指輪
杢目金屋の「弓桜」です。
式場紹介カウンターの資料の中に割引クーポンが入っていたのもキッカケですが、私自身が和にこだわっていて"日本で職人さんに作ってもらえる"ということで選びました。
「弓桜」はお店のホームページには掲載されていますが、お店のカタログには載っておらず、事情を聞いたらもう作っていないとのことだったので特注しています。なので、結局トータルで婚約指輪も買ったのと変わらないかもしれません(笑)
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式・披露宴が無事にできたことです。
私たちはコロナ禍で結婚し、緊急事態宣言が出た頃に式場探しをしていたため、当初希望していた秋挙式が叶わず、ひとまず空いている晩夏に予約しました。
その後、まだ情勢が落ち着かず、翌春に延期しましたが妊娠・出産があったため、その次の春と2度延期しました。当日も「蔓延防止措置」が延長になった初日だったため、当日キャンセルが出るかと覚悟していましたが、皆さん体調を崩されることなく、予定通りに来ていただけて嬉しかったです。
二人らしさとは
何でも話し合い、笑うツボが同じことです。
夫とは何でも話し合えるのが、良いなぁと思っていました。"男だから""女だから"ではなくて「人としてどうあるべきなのか」を一緒に考えながら過ごせるのはすごく大事だと思います。あとは、一緒に「面白い」と笑えるのも大事です。
嬉しかった参加者の反応
カメラマンとしても参加していただいた上司に「良い場所を選んだねぇ!」「改めて結婚式って良いなって思ったよ」と言っていただけたことが嬉しかったです。
私にとって結婚とは
コロナ禍での結婚あるあるかもしれないですが、家に何でも話せる人がいることは、当たり前のことのように思えて、とてもありがたいことでもあるなぁとしみじみ感じた記憶があります。
後悔していること
式場を予約している間に育児があったり、コロナ禍で外出も憚られる中試着に行ったりと大変な部分もありましたが、限られた時間の中で「決めるぞ!」と覚悟を持って行ったので、全然後悔していません。
やりたかったけれど諦めたこと
諦めたこともありません。
強いて言うなら、教え子の生徒たちに、神社の外の毛氈のところに立っていてもらって、入口付近で一緒に写真を撮るということはしてみたかったです。
節約のための工夫
新婚旅行に行く予定がなかったので、逆に挙式・披露宴にお金をかけられました。自分が"何にこだわっていて、何にこだわらなくても良いのか"をハッキリさせておくと、自然とお金をかけるところ・節約するところが決まると思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
式場選びをする際は、旦那さんの特徴や性格に合うかどうかを気にしておいた方が良いと思います。
普段「何でも良いよ」と言う人が「ここ、良いねぇ」と言った時は、本当に「良い」と思っているので、聞き逃さないようにしてくださいね。
おそらくプレ花嫁さんは、相談カウンターに行くなどして式場の候補を決めるパターンが多いと思います。その際、挙式・披露宴のイメージを1つの質問につき、複数回答できる形で聞かれるのですが、その時に旦那さんのイメージ(旦那ならこっちかな?という回答)も入れてみてください。
その結果、私たちは何ヶ所か見学しましたが、一番最初に紹介してもらった東郷神社・ルアール東郷で決めました。だからかは分かりませんが、私たちは結婚式のことでケンカをしていません!
準備期間ではコロナ禍のためメインの運営会社が代わったようで、いろいろと仕組みが変わっていたことに気付かず、1週間前くらいになって「あれ!?」ということがありました。
ですが、東郷神社・ルアール東郷のプランナーさんをはじめ、多くのスタッフの方のご尽力のおかげで、無事式を挙げられたことがすごく印象に残っています。
また、当日に着付けをしていただいたスタッフさんが勤務校の卒業生の関係者で「縁はどこで繋がっているかわからないなぁ!」と改めて思った一日でもありました。