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結婚式を挙げるにおいて、1番重要視していたのは“クラシカル”さです。
古くさいのではなくアンティーク感や品のある装飾が好みです。
衣装は和装ではなくドレスの着用を希望しており、好みのドレスも華美なものではなく、品のあるクラシカルな雰囲気のものを試着していました。
式場もラグジュアリー感があるなかで、華美な雰囲気ではない、落ち着きのある日系ホテルで探しておりThe Okura Tokyoに出会いました。
古くからあり誰もが名前を知るホテルではありますが、3年前に改装を行い新たな装いとなっています。
ただ華美になったのではなく過去の造形物も残しながらも、ラグジュアリー感のある落ち着いた佇まいで、最初の見学で虜になりました。
その雰囲気の中で映えるドレスショップとも提携しており、特にウェディングドレスはお気に入りです。
また上記の雰囲気は特にロビーにて感じられますが、披露宴会場はキラキラと可愛らしい雰囲気などにすることも可能であり、様々な式を挙げることができるのもThe Okura Tokyoの魅力だと思います。

挙式のカバー写真

挙式

挙式の満足度5
2023-10-08
The Okura Tokyo
100人以下

チャペルは全く雰囲気の異なるものが2つあります。
私はグランドチャペルで挙式を行ったのですが、イエローオニキスの暖かな光と屋内チャペルとは思えない天井高、ドレスが反射する白い大理石の床により、とても厳かな雰囲気で挙式を行うことができました。
バージンロードも長いためロングトレーンもとても映え、座席数が多いので挙式に参加できる人数も多いです。
The Okura Tokyoのエキュメニカルセレモニーという、他のキリスト教式とは異なった形態の挙式を行うことができますので、結婚式の参加回数が多いゲストにも新鮮な挙式になるかと思います。
スカイチャペルは外からの日差しがしっかりと差し込み、花嫁の肌やドレスを本当に美しく魅せてくれます。
どちらのチャペルも本当におすすめなので契約時はとても悩みました。

披露宴パーティのカバー写真

披露宴パーティ

披露宴パーティの満足度4
2023-10-08
The Okura Tokyo
100人以下
オーチャード

披露宴会場はオーチャードという天井の高い、ゲストの人数で部屋の広さを変えることのできる会場を選びました。
私たち夫婦はイベントの際に天候に恵まれることが少なく、、そのため窓のない全天候対応型の会場を選びました。
窓がない分、音響やライト設備に充実しており当日サイリウムを用いたドレス当てゲームを行ったのですが、その時の会場の光景は今でも忘れられません。
評価を4にした経緯としては、天井高がとてもあることで、少しカラードレスや装花に悩む部分はありました。
決して色味の多い会場では無いのですが、あまりの天井高にドレスが遠くから見ても目立つのだろうか、装花がこじんまりとして見えないか、などで悩むことがありました。
もちろんプランナー様などが相談にのってくださるので、当日はとてもいい思い出になっています。
The Okura Tokyoにはたくさんの披露宴会場があり窓があるもの無いもの、それぞれの会場で持ち合わせる雰囲気が異なるので絶対にお気に入りの披露宴会場が見つかると思います。

コンセプトやこだわったこと

私たちの結婚式のゲストは基本的に家族と友人、同僚がメインでした。
夫とは同じ職場で出会ったのですがそれぞれ異動などを経ており、上司を呼ぶとなるとかなりの人数となってしまうリスクがあったため、職場の人間は同僚、または現在まで交友が続いている先輩までと決めて呼ぶと決めました。
新郎新婦共に顔見知りのゲストが多くなったのですが、そのまま式を執り行うとかなりアットホームな雰囲気になってしまうため、会場は厳格でクラシカルな雰囲気がある場所を選びました。
いつもの仕事終わりでクタクタ状態な飲み会のイメージではない、新郎新婦もゲストもみんなが素敵なパーティを行うことができました。

WEDDING ITEMS
ウェディングアイテム

FIRST DRESS
ドレス 1着目

ショップ
GRANMANIE

ウェディングドレスは提携店のGRANMANIE GINZA様でレンタルしたMAIDENというドレスです。
元々クラシカルな雰囲気に憧れておりロールカラーのドレスを探していたのですが、カラーの幅が狭いと自分には似合わず広めの幅で探していました。
またドレス探しに合わせて骨格診断に行ったところストレートであったため、首から胸元にかけてはスッキリ空いているものがいいとわかりました。
そんなドレスを探していたところ、ロールカラーですが変形でVネックの様な形をしているMAIDENに出会いました。
シンプルではありますが、太めのカラーや後ろのドレスの裾まで続くくるみボタンがクラシカルさを出しながらも、変形カラーで抜け感もあり二の腕などの体型カバーもできて本当にお気に入りのドレスです。

SECOND DRESS
ドレス 2着目

ショップ
TAKAMI BRIDAL

2着目はカラードレスです。
こちらは提携外のTAKAMI BRIDAL様でNavy Splendeurというドレスを選びました。
披露宴会場の天井が非常に高く、圧巻される雰囲気でしたので、ドレスはしっかりと目立つ色合いで探しました。
また元々可愛らしい雰囲気のドレスは好んでいなかったことから装飾の少ないものを選びがちで、会場に負けてしまうと悩んでいたところ、このグリッタードレスに出会い、試着してすぐに「これだ!」と思いました。
全身のグリッターが会場のライト沢山受けて輝き、高砂で遠くのゲストにも見える花嫁になることができました。
ネイビーカラーがグリッタードレスの可愛らしさを締めており、キラキラの主役らしさにスタイリッシュな雰囲気を足してくれています。
また私はパーソナルカラーがブルベ・冬なのですが、とても素肌が白く見えておすすめのドレスです。

SHOES
シューズ

レースとグリッターのMARNONというオーダーシューズです。
ウェディングシューズを探すにあたって、私はせっかくであれば前撮りや今後自分が参加する結婚式でも使える、思い出をしっかり刻める靴が欲しいと思っていました。
しかし探してみるとヒールの高さがかなり必要なことから、ドレスの中の足元とあって簡素なものや、逆に花嫁以外では出番のなさそうなデザイン、予算的に購入不可な高価なものが多く、非常に悩みました。
そこで出会ったのがMARNONのセミオーダーシューズです。
シューズ本体はもちろん、ヒールやソールに至るまで部分ごとにカラーやスタイルを変えてオーダーすることが出来ます。
またセミオーダーということで、1から作るオーダーメイドとは異なり大まかな型は決まっていることから、値段もお優しい設定です。
私は本体を淡いアイボリーのレース、ヒール部分を大きめのグリッターに、真っ白のヒールでは無いため、今後も結婚式やパーティなどで履くことが出来ます。
前撮りの際にも使用しましたがとても履き心地がよく歩きやすいので、本当におすすめです。

HAIR & MAKEUP
ヘアメイクのポイント

挙式ではクラシカルな雰囲気を求めていたため、スッキリとアップにまとめてもらいました。TASAKI BRIDALのとても美しいティアラを引き立たせてもらいたいが故に、あまりヘアには大きな毛流れはつけないでもらいました。
メイクは目鼻立ちをしっかりと強調してもらい、色味はあまり強くしていません。

披露宴ではネイビーのグリッタードレスを着用したので、少しヘアにも遊び感を出したく毛流れをたっぷりとつけたポニーテールにしました。
メイクはネイビーと相性のいいボルドーを目元とリップに使用しています。目元にはグリッターで涙袋を足して、明るさを出しました。

ACCESSORIES
アクセサリー

ウェディングドレスのピアスはパールのものですが、ティアラがシンプルな分少しストーンでキラキラが入ったものにしました。
ネックレスはシンプルな一連のパールのものを着用して、全体的にパールで統一感を出しました。

カラードレスではピアスを着用し統一感を出しました。
ヘッドドレスやピアスが大ぶりな分、ネックレスは着用しませんでした。会場のライトを沢山反射するヘッドドレスとピアスのおかげで顔周りが明るく感じました。

HEAD ACCESSORIES
ヘッドアクセサリー

ティアラはTASAKI BRIDALのパールをふんだんに使用した大ぶりのものです。ダイヤやビジューなどは一切ついておらず、シルバー1色とパールのみで作られたティアラでしたが、大ぶりのパールの照り返しはダイヤにも劣らない輝きでした。
クラシカルな雰囲気を高めてくれるだけではなく、本当に自分を主役にしてくれるティアラでした。
またTASAKI BRIDALの結婚指輪か婚約指輪を購入した人のみ着用できる特典(今後変更することがある)なので、他の花嫁様と被ることも少なく特別感があります。
ティアラは挙式で着用したのですが、せっかくですのでそのまま披露宴前半はスタイルチェンジなしで、ティアラのままにしました。

お色直しではカラードレスのグリッターと統一感を出すためにビジューのヘッドドレスを着用しました。ビジューのカラーをシルバーに統一し、会場のテーブルクロスなどにもシルバーを用いたことから全体に一体感が生まれました。

NAILS
ネイル

ガラスフレンチです。
ベースの色はカラードレスのメイクにも使用したボルドーに少し近づけたジューシー感のあるピンクです。
そのおかげが普通のガラスフレンチに比べて少し色気のある、大人っぽい仕上がりになりました。

FLOWERS
メインで使った花や装花のテイスト

会場装花は提携のYOUKAEN様にお願いしました。基本的に赤やボルドーの装花がいいとお伝えしましたが、少し白も入れたほうが重たくないと提案を受け、カサブランカや白い薔薇を選びイメージはとても良かったのですが、当日は白がかなり多い会場となっており、赤と白のバランス比率をしっかり伝えておけばと後悔しました。
ただ水中花や高さのある装花などを入れたことで、会場装花としては非常に綺麗でした。
ブーケについては事前に確認したかったことや、自宅でも飾りたかったことから、提携外でアーティフィシャルフラワーで作成していただいたものを挙式、披露宴共に持ち込んでいます。

FOOD
お料理のこだわり

料理は10月の挙式からメニュー変更があるということで、旧メニューの方でも気に入っている部分がありましたが、ゲストの中にThe Okura Tokyoでの挙式に参加したことがある方がいらっしゃったので新メニューを選択しました。
ローストビーフは少し重めではありますが、やはりサイズ感やしっかりとした味わいからゲストに非常に好評でした。
コンソメスープも大変美味しく、会場で目の前で注ぐことから香りがしっかりと広がって、こちらも大変満足度が高かったです。
またThe Okura Tokyoの新コースはどのデザートも大変デザイン性に優れていて、味はもちろん美味しいことから満足度が非常に高いと思いました。

WEDDING CAKE
ウェディングケーキ

ウェディングケーキはシンプルなクリームのケーキに生花の装花をあしらいました。
高さのある会場でしたので、高さのあるケーキを、、とも思ったのですが、写真撮影の時に新郎新婦やゲストに被ることがあることや、映像物の再生の際にスクリーンに被ることがあったため高さは3段と普通のものにしています。

WEDDING FAVORS
引出物

親族、ゲスト共に提携の同一金額のカタログギフトです。
理由としては、親族には後日それぞれに合わせた内祝いを送ろうと思っていたことや、ゲストについても式当日に受付やスピーチに参加してくれたゲストに引き出物の値段の差ではなく、相手に合わせて選んだプレゼントを返そうと思っていたからです。

PETITE GIFTS
プチギフト

PAPABUBBLEのミニキャンディです。
バックタイプのものではなく、本当にミニサイズのキャンディですが、そこにオリジナルシールを貼って贈りました。
コーヒーなど好き嫌いの分かれるものではなく消費しやすいものをと選び、また私は飴が大好きなので是非食べてもらいたかったからという意向もあります。

ENGAGEMENT RING
婚約指輪

BVLGARIのインコントロ ダモーレ ハローです。
ハロー部分が中央のダイヤをバラの様に囲んでいるところがとてもお気に入りです。
またカラット数に比べてトップが大ぶりにみえるため、指につけるとしっかりと目立ちます。
プラチナ部分は細身で指馴染みが良く、指が細く太い指輪が似合わないという方にもおすすめです。

WEDDING RING
結婚指輪

TASAKI BRIDALのハーフエタニティです。
私は手が小さく指が細いことから、少し小さめのダイヤのハーフエタニティを選びました。
付けた際にはしっかりと輝くお気に入りの指輪です。
またTASAKI BRIDALのプラチナは本当に着け心地がよく、ストレスフリーに長時間着けることが出来ます。

Q&A
先輩花嫁に質問

結婚式で一番感動したこと

親族や友人、同僚と距離感の近いゲストのみ参加していたので、映像や写真を見返した時にどのゲストとも濃密な時間を過ごしてきたことを振り返ることが出来て、本当に感謝が溢れてきました。
ゲストたちの楽しそうな顔が写真に収められているのをみて、本当に結婚式を挙げて良かったなと思います。

二人らしさとは

私たちはよく「考え方が似ている」と言われることが多いのですが実際にはそんなことはなく、それぞれ主張がある部分や、全く正反対な部分も多くあります。
そんな中結婚式の準備をしていると、私が悩んだ部分はスッと夫が意見してくれて、それが私の中でしっくりときたり、料理や装花の意見についてはほとんどお互い同じ意見であったりと、足りない部分はお互いで補えて、良いものに共感するのは同じ部分なんだなと思いました。
凸凹が合わさって良い答えになるような、そんな関係性が私たちらしさなのかなと思いました。

嬉しかった参加者の反応

「初めて見た挙式の形式だった」と言われたことや、会場装花の雰囲気を褒められたことはとても嬉しかったです。
また料理については「美味しかった」と言っていただく機会が本当に多かったです。
久々に会うゲストも多く、直接会って「おめでとう」と言っていただけて本当に幸せでした。

私にとって結婚とは

家族になることです。
2つの家の子供たちが結婚をして、2つの家の間に新しい家族が生まれたという感じです。
私は嫁いで夫の家族になるという感覚より、私と夫は2人で新しい家族を作り上げるけど、家族として帰れる場所が2ヶ所になったという感覚でいます。
自分の親は変わらずに自分の親ですし、夫の親が新しく自分の親になってくれたと思っています。結婚式ではこれからはこの人(夫)の親にもなるんだよ、この人も家族になるんだよ、と新しい子供を自分の親や親族に紹介することができた気がして、とても良い時間でした。

後悔していること

装花の色の割合はしっかりとプランナーと決めておくことが重要かなと思います。何色は何割でお願いします、とお伝えすると確実な気がします。
また席次は外注すると、締切が提携のものより少し早まるため、ゲストにも早めに参加の可否を確認する必要があるなと思いました。私は季節の変わり目に式を挙げたので病欠のゲストなども生じた経緯があり、最後まで融通が効くのは提携のペーパーアイテムなのかなと思いました。ただデザインなどは提携では拘れない部分もありますので、是非たくさん悩んでください。

やりたかったけれど諦めたこと

ホテル内の別のお気に入りの場所での撮影。
撮影したいフロアで当日に別の宴会が入っており、撮影できませんでした。
別フロアでの撮影を希望する際にはホテル内での前撮りを行う必要がありましたが、そちらは金額的にも高額だったのと、着用ドレスの制限があったため選択しませんでした。

節約のための工夫

ペーパーアイテム:席次表やメニューを一冊にまとめて金額の節約や、ゲストの持ち帰りやすさを考慮
ブーケ:生花は高額なので、アーティフィシャルフラワーを持ち込み
ドレス:提携ショップが高額だったので提携外もしっかりと見学
当日写真のアルバム:後日自分で作成する予定だったので式場での購入はなし

その他提携先からレンタルするものについては、それぞれ値段を確認して購入や持ち込みが安いのか確認しました。

MESSAGES
後輩プレ花嫁さんへのメッセージ

これから本当にたくさん悩むとおもいます。
削れども削れどもお金はかかるし、いろんな式場で色んなスタッフに出会い、色んなSNSで色んな花嫁様や式のスタイルを目の当たりにし、旦那や家族の意外な面が見えたりして、きっとすんなりさっくりとは行かせてもらえません(笑)
ただそれは当日の自分が1番良い様になるための努力でしかないので、やりたい人はやれば良いしやりたくない人はやらなければ良いと思います。
ただやったらやった分だけ思い入れのある式になる気がします。
体調が1番ですので無理せずに、素敵な式を作り上げてください。

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