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私たちのテーマは「Gift」です。
これまでの感謝を伝える贈り物のような結婚式にしたい、そして贈る私たちもワクワクしたい！との思いから2人で決めました。
式場はThe Okura Tokyoです。
重要視したのは、ゲストの居心地の良さを大切に、格式とラグジュアリーさがありながらもホッとすること。
また帰ってこられるよう、この先も変わらずあることです。
この二つが特に重要視したポイントです。
そして色々なリクエストにもNOというお返事はなく、どうすればできるのか寄り添っていただけるところはさすが一流ホテルのホスピタリティを感じました。
当日はゲストからもホスピタリティへの賞賛をいただき、私たち2人が1日笑って過ごせたのはThe Okura Tokyoさんの安心感のおかげです。
上品で華やかだけど緊張感はなく、笑い声のあふれる温かい結婚式となりました。
挙式
The Okura Tokyoにはチャペルが２つあります。
私たちは挙式にクラシカルで荘厳な雰囲気を求めていたので、祭壇のイエローオニキスからの温かい光がバージンロードの大理石に反射する、幻想的な「グランドチャペル」を選びました。
壁は木材だけでなく石膏レリーフのホワイト色も入るので、ヨーロッパ調で荘厳だけれど重苦しくなく、これまでに思いを馳せこれからへ誓いを立てるのにとてもふさわしい空間でした。
披露宴パーティ
私たちが選んだ「メイプル」は、キラキラとしたシャンデリアと鮮やかなロイヤルブルーの絨毯がとてもゴージャスなお部屋！
披露宴会場となるボールルームは普段は企業イベントなどにも使われるので、どこのホテルさんでも特に絨毯は少し落ち着いた色味のところが多いかなと思いますが、メイプルは装花を置く前からすでに内装が華やかです。
挙式とは対照的に、披露宴は明るく楽しい雰囲気にしたい私たちにはぴったりだと思い即決でした。
コンセプトやこだわったこと
テーマである「Gift」のとおり、ゲストに楽しんでもらえるよう、そして私たち2人も楽しめるようこだわりました！
挙式はセレモニーらしい厳かな雰囲気を味わい、披露宴は打って変わって笑い声があふれ、どちらの良さも楽しめるよう雰囲気をガラリと変えています。
特に披露宴では定番のウェルカムスピーチやファーストバイトに私たちらしい一癖をつけ、花嫁のお手紙はパワーポイントでプレゼン形式にしたりして、笑い声の起こる場面をたくさんつくることができました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
THE TREAT DRESSINGさんでお借りしたMonique Lhuillier（モニークルイリエ）の〈Luisa〉です。
挙式はクラシカルにしたいと思っていたのでプリンセスラインのシルクドレスということは決めていたのですが、数々の試着で王道系はあまりしっくり来ず似合わない気がしてしまい…
シンプルでありながらも胸元のデザイン性やオフショルの抜け感が、クラシカルとモダンの両方の雰囲気を兼ね備えているこちらに一目惚れして決めました。
そして何より、インポートものは基本的にワイヤーパニエを入れないスタイルなのでとても軽く、当日は歩きやすさにびっくり！
夫も「そんな普通に歩けるんだね」と驚いていました笑
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Oksana Mukha
- ショップ
- SNOW BRIDAL
SNOW BRIDALさんでOKSANA MUKHA(オクサーナムハ)のマーメイドドレスをオーダーしました。
OKSANA MUKHAはベースのデザインがありつつも、グリッターやレースの種類、トレーンの長さなどもオーダーできるので、本当に自分だけのドレスを作ることができます。
私のドレスのベースデザインは〈BLANCA〉ですが、本当にたくさんカスタムしたので世界に一つだけのドレスになりました。
存分にキラッキラしているけれどギラギラではないグリッター、ボディ部分の立体的なレースは大きめのお花に変えたり、トレーン部分にも立体レースを散らしたり…いっぱいこだわりました！
SHOESシューズ
MARNONさんで、フラットシューズをオーダーしました。
まずドレスから見えることはないので完全に自己満足です笑
見えるとしたらマーメイドドレスの時かなと思い、ドレスのキラキラに合わせた白のグリッターをメインに、もっと見えないヒール部分はちょっと遊びたくて濃いピンクにしちゃいました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
〈1着目〉
シンプルなシニヨンでクラシカルに、メイクもラメは抑えました。
〈2着目〉
ザ•パーティー！な雰囲気にしたくて、キラッキラドレスの存在感に負けない、ボリュームのあるハイポニー。
やっぱり地毛だと軽やかな動きが違うので、伸ばすのを頑張りました！
メイクはラメとアイラインの太さを足しています。
ACCESSORIESアクセサリー
身長が高いのでヘアアクセサリーも含め存在感にはこだわりましたが、ドレスやヘアスタイルとのバランスには気をつけました。
〈1着目〉
挙式中は、ティアラが大ぶりでベールも裾に大きめのお花レースがあしらわれていたので、イヤリングは一粒パールにしました。
成人の時に母から贈ってもらったものです。
披露宴ではティアラはそのままに、ベールを外すと顔周りが寂しくなるのでイヤリングをMaria Elenaの大ぶりなものへ付け替えました。
〈2着目〉
イヤリングの一点集中！
装花に合わせてカラフルなものを探していたのですが惹かれるものが見つかりませんでした…。
素敵な作家さんを探して、大ぶりでカラフルな大満足のイヤリングを作っていただきました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
〈1着目〉
人生で他に着ける機会はないかな、と思ってティアラをつけました。
ボリュームはしっかりとあるけど細工は繊細で、シルバーとクリスタルだけではなく乳白色のビジューが混じることでエレガントさが増したMaria Elenaです。
〈2着目〉
イヤリングの一点集中だったのでヘアアクセサリーは付けず、金箔を少し付けたゴージャスなハイポニーにしてもらいました。
NAILSネイル
普段からネイルは鮮やかな色やデザインをするので、結婚式では他が引き立つようシンプルなフレンチネイルにしました。
ガラスフレンチネイルは最近よく見かける気がしたのと、品のいいゴールドが気に入ったのでミラーフレンチネイルにしています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
提携のYOUKAENさんにお願いしています。
私たちの装花は濃いピンクの芍薬がアクセントです。
バーンっと華やかでお部屋に入った瞬間から明るい気持ちになれるように、大きめのお花をメインにカラフルな装花にしたい！というのは最初からブレませんでした。
ゲストが入る前に撮影で一度お部屋へ入りましたが、夫と楽しいお花になったねと大満足です。
FOODお料理のこだわり
The Okura Tokyoさんのお料理はどれも美味しいのですが、中でもクセがなくみんなが美味しく食べられてお酒にも合いそうなコースを選びました。
フレンチはソースが命とも言われますがお魚のソースは特に絶品で、当日初めましての新郎の友人が私に「これ美味しいよ！俺ら新郎と話してるから絶対食べて！」と言ってくれました。笑
唯一、メインは本来The Okura Tokyo自慢のローストビーフのところを、我が家ではローストビーフ＝祖母の味なので塩釜焼きフィレへ変更しています。
これがまた火入れが完璧で、中心までしっかり焼けているけどピンク色のジューシーで柔らかいお肉でした。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
3段ケーキを少しだけピンク色のクリームと金箔、夫が1番好きなフルーツのいちごで飾ってもらいました。
3段は新郎新婦のお顔が上からちゃんと見えるので、どこからでもゲストに撮ってもらえます。
シンプルで上品だけど少し可愛らしさのあるケーキになったと思います。
WEDDING FAVORS引出物
The Okura Tokyoのギフトカードとお菓子、縁起物はお洒落な見た目のおつまみにもトッピングにもなるお出汁フレークをお渡ししました。
The Okura Tokyoのギフトカードは種類も内容も大充実で、百貨店のものより私は好みでした。
PETITE GIFTSプチギフト
丸の内のNUMBER SUGARで購入したキャラメル3粒です。
包装紙には1粒ずつ味ごとに番号が書かれていて、3粒で結婚式の日付になるように透明な袋でラッピングしました。
共に丸の内で働いている私たちが、たまに一緒に買いに行っていたエピソードもカードに添えています。
2人の思い出の味が、これからは皆の笑顔も思い浮かぶ味になりました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
Cartierのデスティネ ソリテール リングです。
いくつも試着し他のブランドに似たデザインもあったのですが、石のカット、留め方、太さなどから私が一番綺麗だと思うものが夫の意見と一致しました。
王道に近いデザインの中でもブランドによって違いがある中で夫と好みが合ったのは嬉しかったです。
WEDDING RING結婚指輪
MONNICKENDAMです。
初めは婚約指輪と同じCartierで探したものの、2人ともこれ！という指輪を見つけられず…。
婚約指輪と同じでなけれは特にブランドへのこだわりはなく、その頃エリザベス女王とチャールズ国王の添い遂げられた愛が話題になっていたので、ぜひあやかりたいなと思って英国王室ゆかりのジュエラーであるMONNICKENDAMを選びました。
婚約指輪と一緒にはめてもバランスの良いデザインで、石自体と石留めの美しさ、少しのデザイン性が気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
私たちの姿を見て家族だけでなく友人たちもたくさん涙を流してくれたり、心からの笑顔が見られたことです。
中身はいつも会っている2人でも結婚式という場は本当に魔法の空間で、私たちの晴れ姿を見てこんなにも喜び、祝福してくれる人たちが居ることを噛み締め、いつも以上に皆へ感謝の気持ちと大好きな気持ちが溢れました。
二人らしさとは
私たちらしく2人が大切にしたことは、笑顔と笑い声が溢れる空間にしたいという思いです。
ゲストの皆様と私たち自身も心から楽しめるよう、本当に好きなものや好きなことを詰め込み、そして背伸びをしすぎず自然体でいられるような空間を目指しました。
衣装以外はいつも以上にかっこよく見られたい！お淑やかにしなきゃ！という気持ちは捨てました。笑
定番や型に囚われすぎず、これできたら楽しいかも！と思えばプランナーさんたちに全てご相談して形にし、貴方達の結婚式ってこんなことしてたよね、ときっと将来も少し笑ってもらえるお式にできたと思います。
嬉しかった参加者の反応
「The Okura Tokyoという一流のラグジュアリーな会場で、ゲストの人数もそれなりに多い中で、あんなにアットホームな空間を作れたのはすごい！」と酔った友人が繰り返し言ってくれました。笑
一番多かったのは「演出の数々が二人らしくて笑った！」という言葉でした。
他にも私の友人たち何人かが親へ、それぞれ感想や私の良いところを話してくれたようで、もうそのこと自体に感動しちゃいました。
私にとって結婚とは
結婚で私は、絶対的な味方がいるという安心感を得ました。
そして「楽しいことは倍に、悲しいことは半分に」とよく聞きますが、夫と居るとちょっとの楽しいことでも倍どころかいつの間にか爆笑になるし、悲しいことは半分というより自分に出来ることを考える強さに変わるなと感じています。
結婚式はそんな2人の姿をお披露目するとともに、今の私たちがあるのはこんなに愛されてきたからだなと、再認識し改めて感謝する大きな機会になりました！
後悔していること
本当に後悔は全くないです！
強いて言うなら、全部が楽しすぎて細かい記憶がないことかもしれないです…。
やりたかったけれど諦めたこと
諦めたことも何もなかったです。
全部叶えさせてもらいました！
節約のための工夫
装花はとても高くなるよと聞いていたので、こういうイメージでこれだけは譲れないのだけど、どこか金額を抑えられるところありますか？とストレートに聞きました。
お花の種類を少し変更したり、こんなにはキャンドルはなくても良いかも、などフローリストさんがとても親切に提案してくださる方でとっても有り難かったです。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式は欲張りになりましょう！！笑
一度きりです。
叶えたいことや少しでも気になることは、いつも以上に遠慮せずたくさん相談した方が良いと思います。
もちろん皆さまプロとはいえ、ウェディングに携わる方々はこんなにも一緒に一生懸命考えてくださるのかと私は何度も感動しました。
皆さまにとって大切な日を過ごした場所が、また帰りたくなる場所になれば良いなと思います。
そして夫とそれぞれの大切なものや価値観をいっぱい共有し、たくさんの大好きなゲストから溢れんばかりの愛を頂いた時間は、月並みな言葉ではありますが一生の宝物です。
これからの花嫁さまにとっても、準備をされている今この時、そして迎える結婚式当日が、一生の宝物になりますように。
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