87.bride
映画で見るような海外ウェディングに憧れて、ガーデン付きの洋館である赤坂プリンス クラシックハウスで結婚式を挙げました。
また試食付きフェアに行き、その際に体験したお料理の満足度が高かったことが決め手です。
クラシカルな邸宅の雰囲気を活かしつつ、装花やアイテム等でモダンな要素を取り入れ、海外ウェディングのような雰囲気を目指しました。
挙式は、中庭のガーデンにて行っています。披露宴は、通常挙式をしている旧館『プリンスルーム』のクラシカルなムードに惹かれ、契約時にプランナーへ相談の上、そちらを披露宴会場として使用させていただくことにしました。
挙式
春のあたたかな日差しが差し込む中庭のガーデンで、ダーズンフラワーセレモニーを行うことができました。こちらの挙式会場では、キリスト教式、人前式のほか、ダーズンローズ式が選択できるようになっていて、やりたい演出をスムーズに実現できます。
また挙式料金に楽器演奏が含まれていて、デフォルトの曲目がありますが、事前相談をすることで自分の好きなクラシックの曲目を演奏していただけました。
中庭は整備された人工芝ガーデンのため、高めのヒールでも歩きづらさや汚れの心配がありませんでした。
1週間前の天気予報では降水確率が90%だったため、心配して毎日3回気象庁のサイトをブラウジングしていましたが、当日は快晴となりました。
ガーデン挙式希望の方は“過去数年の天気を調べてこの日取りなら晴れ確率が高そう”と見当をつけることがオススメです!
披露宴パーティ
重厚感と温かみのある『プリンスルーム』を使った披露宴を行いました。
普段は挙式を行っている会場で、大理石やビロードのカーテンなど、歴史を感じるクラシカルな内装が魅力です。
繊細な木細工のウォールをバックに高砂を設け、ゲストテーブルは6卓用意しました。
40名のゲストがなんとか入る席配置でやや狭さはあったものの、高砂とゲストテーブル、ゲストテーブルとゲストテーブルとの距離が近く、アットホームなムードが作れました。
コンセプトやこだわったこと
ペーパーアイテムやウェルカムスペースを海外風のモダンなデザインになるように、Illustratorを使って本格的なデザイン制作をしました。
挙式ではダーズンフラワーセレモニーを行ったことです。
通常は赤いローズを使うところですが、リシアンサスや月桂樹、ユーカリの葉などを使って、白とグリーンのフラワーを使いました。
ブーケは他に2つ、ヘアチェンジのタイミングでも変えられるように合計3つ用意しています。
またクラシカルな邸宅に合うように、披露宴のBGMはジャズやレトロな洋楽、洋画のサントラなどを使い、非日常なひとときを演出しました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ずっと前から憧れだった、Oscar de la Rentaのソフトマーメイドドレス。
衣装合わせの際に奇跡的に出会い、マグノリアやグリーンなど華やかな柄のギュピールレースに惹かれました。
クラシカルで優美なデザインながらもナチュラルなソフトマーメイドシルエットで、ガーデン挙式によく合いました。
SECOND DRESSドレス 2着目
ブランド:MATICEVSKI
アシンメトリーで構築的なデザイン、ボンディング素材を使ったハリ感、オフショルダーやファスナーなど、モードな魅力が光る唯一無二のドレス。クラシカルな会場にモダンなエッセンスを与えてくれました。
SHOESシューズ
クラシカルな1着目に合わせたのは、MANOLO BLAHNIKのハンギシ。
ドレスの裏地がベージュでレースからほんのり透けるようなデザインだったので、それに合わせる形でカーフスキンのヌードカラーを選びました。
モダンな2着目には、CULT GAIAのサンダル。
ゴールドのスカルプチャーヒールが構築的なデザインで、かっこいい雰囲気を作れそうだと思い選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ブーケチェンジと合わせて雰囲気がガラッと変わる構成にしました。
挙式時は、ゆるふわウェーブをかけたローポニーに。
披露宴入場時はダウンウェーブ。オイルでウェットな質感にしました。
お色直しは、モダンなドレスに合うようにねじねじ個性派シニヨンにしました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式時はドレスの柄に合わせて、草のモチーフのクリスタルピアスをつけました。
まずはドレス姿に注目してもらいたくて、揺れないタイプのものを選んでいます。
披露宴入場時は、照明に当たってキラッと反射したらいいなと思い、SABRINA DEHOFFの揺れるクリスタルピアスを。こちらのブランドのクリスタルは輝きが美しいので、おすすめです。ドレスショップで試着したのですが、当日に空きがなく……それでも諦めきれずに海外の公式サイトから注文しました。
お色直しのドレスには、縦ラインにビジューがついたピアスをつけました。ビジューの土台がブラックで、ドレスに使われているブラックのZIPとも相性がいいと思い選んでいます。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
着用しませんでした。
NAILSネイル
ウェディングシューズに合わせて、ヌードベージュのワンカラーにしました。
控えめな大きさのビジューやパールをランダムに飾って、シンプルだけど気の利いたデザインにしています。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フローリスト:Û&Tsé(ウーツェ)
色味はホワイトを基調に、ワインレッドやピンクなどのカラーをアクセントにしたバランスに。
クラシカルで、大人っぽい雰囲気の見た目のお花にしていただきました。
FOODお料理のこだわり
試食付きフェアにて体験したお料理があるコースにしています。
ゲストからは「どのプレートも美味しかった」と口を揃えて褒めてもらえました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
式場の定型オプションから選びました。
ペールサーモンカラーのカーネーションがトッピングされた、スクエア型の2段ケーキにしました。
WEDDING FAVORS引出物
新郎側と別のものにしました。新婦側は、SOMALIのギフトセットを贈っています。
PETITE GIFTSプチギフト
新婦側はHACCIの「Say Honey トリュフショコラ」と「ハニーコラーゲン」をお渡ししました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
購入していません。
WEDDING RING結婚指輪
GRAFFのスパイラルです。
シンプルだけど「ひとひねり」なデザインに惚れ、旦那も気に入ったのでお揃いで購入しました。旦那の要望でピンクゴールドを選んでいます。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
ダーズンフラワーセレモニーです。
大好きな友人から新郎へ託される花束、司会者に読み上げられるコメント、そして音楽の演奏も相まって、幸せな時間となり思わずゲストより先に泣いてしまいました。
二人らしさとは
気取らず、アットホームであたたかい雰囲気です。
嬉しかった参加者の反応
「過去一の結婚式だった」「センスが溢れ出る演出だった」というお言葉をいただき嬉しかったです。
私にとって結婚とは
そのままの私でいいと思わせてくれる、居心地の良いもの。
結婚式では、大好きな友人に囲まれて一緒にお祝いできて嬉しかったです。
後悔していること
・初めに式場を決めようとせず、式場を確定する前にやりたい結婚式のアイデアをブラッシュアップすべきだったと思いました。今結婚式を挙げるならフリープランナーに相談して本物の森、または持ち込み制限のない会場でやりたいなと思います。
・挙式準備が半年しかなくドレス選びが難航し、ヘアメイクを熟考できなかったこと。
後れ毛やカールの強さなど細かいニュアンスの好みをうまく伝えられなくて後悔しました。
・写真は、撮られたくない顔のアングルなど、避けたい写真についての情報を伝えるべきでした。
・1日通しのムービーのBGMを著作権フリーの音楽で注文してしまったこと。こちらは後悔していて、追加料金で編集し直してもらう予定です。
やりたかったけれど諦めたこと
契約上自由度があまりなかったので、ヘアメイクやカメラマンを提携先以外で契約できませんでした。
本当は自分が仕事でお世話になっている方へ依頼したかったです。
また、ウェディングケーキはオリジナルケーキにしたかったのですが、オプションが決まっていてカスタマイズしても好きな形になりそうになかったので断念しました。
節約のための工夫
・挙式、披露宴装花以外のウェルカムスペースやブーケのお花を外注する
・ペーパーアイテム、フォトフレーム、ムービーを全て手作り
・型物写真アルバムは発注なし
・平日の打ち合わせ特典を活用
・宿泊特典を遠方から来る親族の宿泊に充てる
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
一生に一回のことなので、たくさん情報収集いただき、思い通りの結婚式が実現できることを応援しています!
同じ会場で情報を得たいプレ花嫁さん、ペーパーアイテムで困っているプレ花嫁さんの力になれると思いますので、ぜひInstagramのDMにてご連絡ください。