nom.s_r
「Of empathy(幸せの共感)」がテーマです。
どんな結婚式にしたいか、コンセプトを考える時に思い浮かんだのが「感謝」「感動」「家族」「思いを込めて」「あこがれ」「笑顔」「幸せの共感」「みんなに心から祝福されるような」でした。
私達の結婚式ではありますが、何より両親・祖父母・親戚など、大切な家族に感謝を伝えたい、喜んでもらいたいという気持ちが強くありました。
"結婚式"という空間と時間を通して、私達の姿を見たゲストも幸せな気持ちになったり、自分達の結婚式と重ね合わせて当時を思い出したりしてくれたらいいねと。
また、結婚式に参列した姉妹や従弟達が「結婚って素敵だな」「自分達もこんな風になりたいな」という気持ちを感じて、幸せの共感・連鎖をしてくれたら嬉しいねという方向性も、二人の中で一致しました。
以上を自分達のあげたキーワードから考えた時に「幸せの共感」が1番ハマり、「Of empathy」をコンセプトに決めました。
「幸せの共感」→「Of empathy」への変換はプランナー中易さんの知恵とセンスです!
挙式
白を基調としたシンプルなチャペルで、オーシャンビューに一目惚れしました。
披露宴パーティ
テーマカラーにマッチした会場「RINO」を選びました。
ゲストとの距離感が丁度良く、理想としていたアットホームな雰囲気が作れて良かったです。
コンセプトやこだわったこと
ゲストへの日頃の感謝を込めた結婚式で、特に食事とウェディングケーキにこだわりました。
食事は、ゲストに楽しんでもらいたかったので、綿密な打合せで決めた私達オリジナルのメニューです。
また、私達ならではのアイディアをたくさん詰め込み、ペーパーアイテム・ウェルカムスペースの小物・ケーキの人形やランチピック(中易さんにお手伝い頂いたもの)を手作りしました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
Aライン・ローブデコルテ袖・サテン生地のドレスが憧れで、式場併設のショップで出合うことが出来ました。
シンプルなデザインにもかかわらず、サテンの張りが上品でエレガントな雰囲気です。
ドレスのボリュームはパニエで調整し、グローブの方に刺繡のワンポイントを入れました。
袖は取り外し可能であったため、腕を上げるシチュエーション(アフターセレモニー・ファーストバイト)での着崩れを懸念していましたが、披露宴の中座まで問題なく過ごせて良かったです。
SECOND DRESSドレス 2着目
サプライズを組み込みたく、母の振袖を使用したオリエンタルドレスを着用しました。
SHOESシューズ
1着目の7cmヒールは通販で購入、2着目用の12cmヒールはレンタルです。
7cmヒールの方の色味はピンクベージュで、足元が見えた時のワンポイントとして、つま先に大きなリボンをあしらったデザインにしました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングドレスでは、ティアラを装着した時に納まりがいいようアップスタイルに、オリエンタルドレスでは雰囲気を変えたかったため、ボリュームのあるポニーテールにしました!
ACCESSORIESアクセサリー
挙式では一粒パールのイヤリング、披露宴ではライトストーンのイヤリングです。
オリエンタルドレスでは、ハンドメイドのイヤリングを身につけました。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式では、チャペルの洗練された空間に合わせたかったためティアラを、披露宴ではアクセサリーが照明に反射して華やかな印象にしたかったため、ヘッドドレスを着用しました。
オリエンタルドレスでは、ヘアに金箔とリボンをつけました。
NAILSネイル
指輪が映えるよう、ピンクベージュとシルバーラメのナチュラルな印象にしました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
メインは、トルコキキョウ・ダリア・白いバラです。
テーマカラーに合わせて、且つ、ボリュームが出るようにすることでサイドまでお花が飾られるようにこだわりました。
差し色にゴールドの葉をあしらい、白と水色のディフィニウムをポイントに入れています。
また結婚式の後も楽しめるように、テーブルフラワーを分けてもらい、ゲスト分の花束を用意しました。
当日は、想像以上に綺麗に仕上げてくれて大満足です。
メインテーブルのお花は、打合せでお願いした内容が漏れなく反映されていました!!
FOODお料理のこだわり
「美味しかった!!満足だった!!」と言ってもらえてとても嬉しかったです。
試食会で美味しかったので、ぜひゲストにも味わってもらいたいと思い、季節の野菜を多く取り入れて、彩も意識しながらシェフと決めたメニューです。
私が食器にもこだわり、食事に合うお皿まで考えてシェフに伝えました。笑
デザートの名前には、季節の食材と私の姉妹の名前が一致していたことから、メニュー表にも忍ばせる遊び心を取り入れています。
普通の結婚式では出ないような「思い出のご飯」をメニューに組み込んだこともポイントです!
WEDDING CAKEウェディングケーキ
夫の勤め先に関連し、好きなものである時計の文字盤をイメージしたケーキにしました。
「時間」の意味合いを込めています。
会場にいるゲストとの時間とこれから増える家族との小さな喜び、悲しいこと全ての「時間」を「共感」していく思いを込めてデザインしました。
WEDDING FAVORS引出物
引菓子を贈りました。
"幸運を呼ぶ鳥"として親しまれている、フクロウを型どった焼き菓子を含めたものです。
PETITE GIFTSプチギフト
持ち込みで、オリジナルパッケージのかっぱえびせんを用意しました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
プロポーズは、普段の生活を大切にしたいという思いから、場所は自宅でした。
日にちだけは先に決めていたそうで、ごくごく普通の、普段通りの生活を送った日の夜に、簡単なご飯を作り、花束とお手紙と一緒にダイヤモンドを渡してプロポーズしてくれました。
私が「婚約指輪はいらない」と言っていたので、指輪という選択肢はなかったそうです。
また「人と同じ、ありふれたプロポーズとは少し違ったことをしたかった」とも言っていました。
以下は、夫に後から聞いたエピソードです。
形に残る何かを贈りたいという思いがあった。記憶はどうしても少しづつ薄れてしまうものなので、形あるもの、変わらないものを意識して考えた。
そんな中で、何か印象に残るプロポーズをしたいと考えて「ネックレスじゃ普通かな」「ピアスをつけているのは見たことあるけど指輪やネックレスはあまり見ないな」「いい景色、美味しいお料理、普段行かないような場所でプロポーズにしようかな」と色々悩み、やっぱり人と違うこと、形あるものを贈りたいという思いが強く「ダイヤモンドにしよう」と決めた。
"もの"を決めていく中で、後々好きな物に加工もできるので、贈ったあとも一緒に楽しめたらいいなという気持ちもあった。
いざお店に行くと「最近は石で贈る人も増えていますよ!」と言われ「まじか。普通なのか…」となったのはいい思い出に 笑。
WEDDING RING結婚指輪
銀座ダイヤモンドシライシで、表面をマット加工したシンプルなデザインです。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
夫は「ペアレントタイム(両親と私達だけの空間)」です。
チャペルの扉を開けた瞬間、涙を流しながら私達二人を見て喜んでいる姿を見た時が、一番感動したそうです。
普段は面白く振舞っている私の父の涙を見て「新婦を守っていこう、笑顔を増やしていこう」と強く思ったと言ってくれました。
私は「夫・親族・友人とかけがえのない時間を過ごせたこと」です。
二人らしさとは
「やりたいことはやる」
まずは私達自身が楽しまないと!の精神でした。
嬉しかった参加者の反応
「綺麗で、ドレスも似合ってて、素敵だった!」
「食事もおいしくて大満足!」「手作りのアイテムも上手だね、かわいかった!」とのお言葉をいただきました。
また、最後に披露宴で飾った花をギフトでお渡ししたところ、私の祖母が切り花にして大切に育ててくれたそうです。次の年もまた元気に咲いているのを見た時はとても嬉しく、人としての温かさを感じました。
私にとって結婚とは
嬉しいことや悲しいことなどを共感できる関係です。
後悔していること
やりたいことが多すぎて、タイトなスケジュールで進めてしまったことです。
やりたかったけれど諦めたこと
結婚式前日の睡眠です。
準備の進捗が芳しくなく、前日は二人とも睡眠を断念しました。
節約のための工夫
手作りできるところは手作りで節約しようとしたけれど、凝り始めると返って時間と費用がかかった…かも!?
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
やりたいことは妥協しないでほしいです。
私達がこの式場を選んだ決め手は、チャペルとロケーションです!
家からも近くて打合せがしやすく、ロードバイクで行けて便利でした。
結婚式を終えて「この式場でよかった!」と思うポイントは、チャペル・披露宴会場・ロケーション、どれをとっても素敵だった!というのはありますが、一番はプランナーさんが本当に素敵な方だったことです!!
中易さんなしでは私たちの結婚式は成り立たなかったのでとても感謝しています。
一緒になって私たちの結婚式を作り上げてくれたことがとても嬉しいです!
やることすべてがぎりぎりで、何度もフォローいただきました。
ムービー関連は当日まで修正をしており、何度も試写してもらい無事流せるのか!?という状況でしたが、最後の最後まで対応してくれて、非常にご迷惑をおかけしました。
ハラハラさせてしまいましたが、無事流せたことに感謝しかありません。
そして式が一通り終了した後、控室で食事をしていた時にシェフが会いに来てくださったことがとても印象に残っています。
またお会いできたことが嬉しかったですし、一緒に食事を考えた楽しい時間を思い出しました。