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結婚式のテーマは『Dish up』です!
「今までお世話になったゲストに、二人の大切な一皿を振る舞いたい」「お皿と料理で大切な一皿が完成するように、これから夫婦二人でひとつの人生を歩んでいきたい」という2つの想いが込められています。
私たちは料理がダントツで美味しいこと、スタッフさんの雰囲気のよさ、木のチャペルであることが決め手となりララシャンス博多の森を選びました。結婚式の荷物を運んでいる時は「荷物を運びましょうか?」と声を掛けてくださったりと、スタッフの皆さんのサポート力が素晴らしかったです。この式場を選んでよかったです!
挙式
チャペルは天井が高くガラス張りになっているので、自然光が沢山入り、綺麗な写真を残すことができます。また、ガラス張りの窓から見える景色は森になっているのでプライベート感溢れる雰囲気でよかったです。もちろん、外から見てもとっても綺麗なチャペルです!
バージンロードには白い大理石が使用されているので、自然光が反射してウェディングドレスや顔全体が白く綺麗に映えると思います。
披露宴パーティ
料理にこだわりがあったため、“料理が美味しい!”と評判のララシャンス博多の森で結婚式することを決めました。オープンキッチンがあり、臨場感溢れるライブキッチンにより料理が温かい状態でサーブされました。そのおかげか、沢山のゲストから「美味しい!」と声をかけてもらいました。
アットホームな披露宴にしたかったので小さめの会場を選んだのですが、白を基調としたヨーロッパ邸宅のような『シェラフォーレ』は、“海外のホームパーティーのような結婚式”という私たちの理想に近い会場でした。
また、高砂後方はガラス窓になっているので、イルミネーションがとても綺麗に見えます。再入場時は少し明るかったのですが、イルミネーション輝くガーデンからロマンチックな雰囲気の中入場することができてよかったです。
コンセプトやこだわったこと
1番のこだわりが料理だったので、結婚式のテーマは“Dish up”にしました。〈Dish up=料理を振る舞う〉という意味で、新郎の趣味が陶芸でお皿を作ること、新婦は料理をすることが好きなのでこのテーマに決めました。
他にも、私達が大好きな手作りアイテムを沢山取り入れたのもこだわりポイントです。
新郎の趣味が陶芸だったため、多くのアイテムを陶芸で作りました。結婚証明書は焼成前の土にウェディングツリーの絵を描き、ゲストに捺印してもらいました。そこにサインをし、後日焼成して完成させました!ウェルカムスペースのフラワーベースも陶芸で作成したものです。
また、2年ほどかけてセルフ前撮りを行い、ウェルカムスペースに写真を沢山飾りました。オープニング映像などにもセルフ前撮りした写真をふんだんに使用しました!
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
ヴュパリオリジナルのセミオーダードレスです。背中がVラインに開いてるドレスに憧れ、こちらのドレスを選びました。セミオーダーなので着心地が柔らかく、挙式や披露宴できつく感じることが全くなかったです。
デザインはクラシカル感あるサテン素材のAラインドレスで、後ろに片結びのリボンがついています。可愛くなりすぎない大人っぽい雰囲気が気に入っています。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- Hatsuko endo
ハツコエンドウの『ベル』です。カラードレスは以前から赤色と決めていたのですが、ドレスを見た瞬間一目惚れしました。
ドレスコーディネーターさんに“少し変わったデザインがいい”ということと“大人っぽいワインレッドが良い”という希望を伝えたところ、こちらのワインレッドドレスをおすすめしていただきました。
SHOESシューズ
式場のものをレンタルしました。少し低めのヒールを選んだことで当日は歩きやすく、カジュアルに楽しむことができてよかったです。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
挙式ではクラシカル×可愛いめのシニヨン、披露宴ではボブのダウンスタイルでカジュアルに、再入場ではかっこよくまとめた低めのお団子にしました。
披露宴のボブにサプライズ感を出すため、ずっと伸ばしていた髪を結婚式直前でギリギリまとめられる長さまでカットしました。
直前まで前髪あり・なしで悩みましたが、長めの前髪を横に流すことにしました。
ACCESSORIESアクセサリー
挙式の時は、新郎から海外旅行土産としてもらったシンプルな真珠のピアスをつけました。ビジューが垂れるデザインのキャッチをつけてアレンジしたところがこだわりです。
披露宴では式場でレンタルしたキラキラとしたタッセルピアスを、お色直しでは新郎から結婚を機にプレゼントしてもらった真珠を使用したゴールドピアスをつけました。
ネックレスは着用しませんでした。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式では大きめのバレッタをつけました。白いビジューを使用したアンティーク調のフラワーデザインで、オフホワイトのベールとあわせて着用しました。
披露宴では小枝にパールがついた可愛いデザインのピンを用意し、片方だけ髪を掛けてそこにつけてもらいました。
お色直しではドレスをかっこよく着こなしたかったので、あえて何もつけていません。
NAILSネイル
知り合いのネイリストさんにお願いして、ブラウンとゴールドが入った大理石風のデザインにしていただきました。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
“森の中のレストラン”をコンセプトに、ソファコーデでお願いしました。ソファは木のベンチを使い、ガーデンウェディングをしているかのような雰囲気にしてもらいました。
そしてメイン左側には大きな木を一本立て、葉先が右側に流れるようにしてもらい、そこに持ち込みの電球を垂らしてもらいました。
その周りに緑を多めに配置し、キャンドルをつけてもらったところもこだわりポイントです。
FOODお料理のこだわり
「料理はとにかく美味しいものを!」と値段も良いものを選びました。
この式場でパティシエをしていた時にお世話になったシェフにお任せし、オリジナルのコースを提供していただきました。新郎新婦それぞれの大好物をコースに入れてもらい、自分たちが1番食べたい料理にしてもらったところがこだわりです!
また新郎が陶芸好きなため、2年かけてゲスト全員分のお皿を二人で手作りし、当日のオードブルは手作りのお皿に乗せて提供しました。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
私が元々パティシエだったこともあり、その場でウェディングケーキを完成させる演出を行いました。
高さのあるココアスポンジのネイキッドケーキに金箔を貼り付けるところまでは式場側で作っていただき、そこにフルーツやローズマリーをのせ、ナパージュをかけて完成させました。
完成させたウェディングケーキを使用して、ケーキ入刀とファーストバイトを行いました。
WEDDING FAVORS引出物
引き菓子は1人暮らしの人には個包装のフィナンシェを、家族がいらっしゃる方は大きめのガトーショコラを選びました。
縁起物は引出物兼プチギフトとしてお渡しするお皿が深めのお茶碗のような形をしていたので、それに合わせてお茶漬けをセットにしました。
PETITE GIFTSプチギフト
プチギフト兼引き出物は当日オードブルで使用した手作りのお皿です。
ゲストがオードブルを食べ終わってから会場スタッフさんに洗浄&箱詰めまでお願いし、お見送りの際にお渡しました。
宴中に使用したお皿を持って帰るというサプライズと新郎お手製のお皿をもらえることに、ゲストの方々はとても喜んでくれました!
ENGAGEMENT RING婚約指輪
新郎からサプライズでもらったのでブランド名はわかりませんが、一粒ダイヤの両脇に小さなダイヤが付いたものです。
WEDDING RING結婚指輪
2人で話し合って婚約指輪は買わないと決めていたので、私の結婚指輪にのみダイヤを埋め込みました。
しかし、後ほどサプライズで婚約指輪もいただきました笑
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式で母にベールをかけてもらい、父とバージンロードを歩いた時が一番感動しました。
「人前で泣きたくない!」と構えていましたが、母が泣きそうになるのを見て私もつられそうになりました。バージンロードでは今まで育ててもらったことへの想いが溢れ、隣で歩く父・後ろから見守ってくれる母・前方にいる兄弟を見てとても寂しい気持ちになりました。
二人らしさとは
お互いの趣味を大事にしていること、価値観や意見の違いも含めてお互いを尊敬しているところ、手作りの物ひとつひとつを大切にしているところです。
嬉しかった参加者の反応
「とにかく料理が美味しかった!」
「2人らしさがつまった結婚式だった」
「初めて見る演出ばかりの結婚式だった」
と嬉しいお言葉をたくさん頂きました。
私にとって結婚とは
結婚とは“パートナーがいることで安心できる”ことであり、“違う意見や考え方を共有することで学びになる”ことだと思います。
後悔していること
仕方ないことですが、コロナ対策のアクリルパネルは写真を見返すとどうしても気になりました。
そして、母との中座の際にマスクを外して無かったことも残念でした。きちんと外すよう伝えれば良かったなと思いました。
また、当日オンラインで中継し結婚式を観れるようにしていたのですが、バッテリーの都合で途中で終わってしまいました。新郎が設定などにより当日バタバタしていたので、お金を払ってでも業者さんにお願いすれば良かったと思いました。
やりたかったけれど諦めたこと
一つ目は『ワインの持ち込み』です。
こだわりの料理にこだわりのワインをペアリングしようと考えてましたが、飲み放題のワインで十分かと思い断念しました!
次に『イルミネーションバックの入場』です。
急遽スケジュールを前倒ししての式だったため予定していた日の入り時間ではなかったのですが、少し明るい状態のままイルミネーションをバックに入場しました。
最後に『招待状』です。
急遽前倒しの結婚式で、日程が1ヶ月半くらい前に決まった為、すぐに出欠の取れるウェブ招待状にしました。色々可愛い招待状等調べてdiyもする予定だった為、少し悲しかったですが節約にはなりました!
節約のための工夫
節約ポイントは以下の通りです!
『ウェブ招待状』
無料のウェブ招待状でかなり節約できました。
年配の方からは「最近はこんなものがあるのか!」とびっくりされましたが、写真を入れることが出来、入力も簡単でよかったと言われました。
『席札』
シンプルなものを選び、自分達で印刷しました。
『セルフ前撮り』
色々なロケーションで撮影したかったので、自分たちで古着屋さんをまわって衣装等を集め、三脚を立てて前撮りをしました。すごくいい思い出になりました!
『引き出物&両親へのギフト』
陶芸で手作りしました。
『引き出物袋』
会場のものより安かったので、無印良品のジュートマイバッグを用意しました。特に女性から「式後も使える!」と喜んでもらえました。
『オープニングムービー』
オープニングムービーも自分たちで作りました。新郎がカメラや動画編集が好きだったのでよかったのですが、すごく大変だったのでプロに頼んでもいいと思います。
『リングピロー&テーブルナンバー』
インスタで見つけた可愛いリングピローを参考にして、ワイヤーで手作りしました!
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
担当してくださったプランナーの藤本さんには大変お世話になりました。
私は結婚式への理想が高かったのですが、どんな案にも「めちゃ素敵!」と褒めてくださり、実現してくれようとご尽力くださいました。また、コロナ禍の結婚式だったため両親と揉めたりもしましたが、そういった時にも親身に相談に乗ってくださり助かりました。素晴らしいプランナーさんです!!!
コロナ禍の結婚式で様々な思いがあると思います。
私も結婚式にたくさんの理想を持っていましたが諦めたこともありましたし、式後は「もっとこう出来たのに、、、」と思うこともありました。しかしゲストの方は、何一つ気にせずとても喜んでくださいました。
コロナ禍により延期となり辛い思いをしていたり気持ちが重くなることもあると思いますが、あまり気負わず結婚式を楽しむのがおすすめです。周りの人はどんな結婚式でもたくさん祝福してくれると思います!