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結婚式を作る上で大切にしていたことは、これまでお世話になった方々への『感謝』と『自分たちらしさ』です。
こだわりの詰まった式にしたいと思う一方で、決して自己満足な式にならないようゲストへの配慮を忘れず「来て良かった」と思ってもらえる式にしたいという想いがありました。80名のゲストをお迎えするにあたり、一人ひとりが私たちにとって"大切な人"であること、そして"感謝の気持ち"が伝わるように沢山考えて作った結婚式です。
ホテルオークラ東京ベイはスタッフの方々のお人柄をはじめ、何もかも納得の上で選んだ式場だったので、理想通りの式を挙げることができ心から満足しています。式を結んでから思ったのは「ホテル婚で良かった」ということです。結婚式後もいつでも帰れる場所であることがとても嬉しく思います。
挙式
ホテルオークラ東京ベイのチャペルはコンパクトで天候に左右されないのが魅力ですが、招待したい友人が沢山いたので、収容可能人数が少ないことは式場決定の際に最後まで悩みました。それでも選んだのは、見学時にスタッフの方が教えてくださった「バージンロードを短くしているのは、全てのゲストの方に大切なシーンを間近で見届けていただきたいからなんです」という言葉に共感したからです。
そして、実際に式を挙げてその言葉の意味を実感することができました。ゲストの方を振り返った瞬間、一人ひとりのお顔がとてもよく見えて胸が熱くなったのを覚えています。立ち見になってしまった方もいましたが「全体が見渡せてとても良い席だった、むしろ立っていて良かった」と言ってくれたので良かったです。コンパクトな会場だからこそ、聖歌隊の歌声が心にダイレクトに響いてとても感動しました。
もし、私と同じ理由で式場を決めかねている方がいたら、絶対に後悔しないので、是非この温かみのある唯一無二のチャペルで式を挙げていただきたいです！
披露宴パーティ
ホテルオークラ東京ベイを選んだ一番の決め手は、披露宴会場の『クラウンボールルーム』です。"自分たちらしさ"にこだわって式場を探す中で、こちらの会場を見た時に直感で「ここだ！」と思いました。『派手な煌びやかさ』ではなく『落ち着いた温かみのある華やかさ』を求めていた私たちにとって、まさにぴったりの会場でした。
ホテルというと重厚感が強かったりラグジュアリーな装飾が印象の会場も多いと思いますが、こちらの会場はホテルならではのクラシカルな上品さに加え、ナチュラルさと温かさを兼ね備えており私たちの理想が沢山詰まっていました。特に、絨毯×ヘリンボーンのフローリングの組み合わせが魅力のフロアや、丸いフォルムで優しいオレンジの灯りが灯るシャンデリアがお気に入りです。元の会場の雰囲気を大切にしたかったので、テーブルクロスはシンプルなアイボリーを選び、ムービングライトのような色を使った演出はあえて行いませんでした。
コンセプトやこだわったこと
こだわったのは、ゲストの方に「参加して良かった」と思ってもらえる結婚式にすることです。
ゲストの方と話す時間を確保するのは難しいだろうと覚悟はしていましたが…予想以上に難しかったので、話せないなりにゲストと目が合うようにしたり、手を振るように意識しました。やって良かったと思うのはゲストの席札にメッセージを書いたことです。時間はかかりましたが一人ひとりへの感謝の気持ちをしっかりお伝えできましたし、ゲストの方も喜んでくれて良かったです！
また、高砂の右側に小さなキャンドルが連なるオブジェを置いたのですが、こちらも「ゲストの方と同じものを共有する気持ちを味わいたい」「私たちの結婚式を一緒に作って欲しい」という想いから、歓談タイムを利用してゲストの方々に点火してもらいました。私たちはお色直しのため席を外していましたが、後からその場面の写真や動画を見てとても幸せな気持ちになりました。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
- ブランド
- TAKAMI BRIDAL
TAKAMI BRIDALの『Lanaige（ラネージュ）』です。華やかな胸元のビジューと繊細な刺繍に惹かれ決めました。
試着で実感したことは「ドレス単体で見るのと、実際に試着して見るのでは印象が全然違う」ということです。体型に合うかはもちろん、素材や微妙な色味の違いで肌の見え方も変わってきます。可能であれば、自分の普段の好みやイメージに捉われず、色々なデザインのドレスを試着してみることをお勧めします！
SECOND DRESSドレス 2着目
- ブランド
- TAKAMI BRIDAL
TAKAMI BRIDALの『Yellow Miltonia（イエローミルトニア）』というドレスを選びました。ビタミンカラーのイエローに、青いお花の刺繍とウエストマークのリボンが映えるドレスです。
正直こんな元気なカラーは自分自身のイメージとは違ったのですが、実際に着てみると肌が一番明るく顔色良く見えたのと、何より衣装室のスタッフの方々がこのドレスをダントツで褒めてくださりこのドレスに決めました（笑）
試着は3回ほど行きましたがいつもアットホームな雰囲気で、試着の度に沢山褒めてくださるので毎回とても楽しく過ごせました！
SHOESシューズ
ホテルでレンタルしたノーマルなエナメルパンプスを履いたのですが、ウェディングドレスとカラードレスそれぞれの丈に合わせて、ヒールの高さの違うものを用意してくださいました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
ウェディングドレス時は王道のシニヨンヘア×ティアラに、ピンク系の可愛らしいメイクをお願いしました。
お色直しでは雰囲気を大きく変えたかったので、ヘルシーですっきりとした印象になるよう、おでこが見えるように前髪の量を調節したり、タイトめなアシンメトリーの編み下ろしにしたりと工夫して作っていただいたのがこだわりです。
メイクは少し深みのあるオレンジを瞼に足して、鮮やかな色のリップを使って雰囲気をガラッと変えました。
老舗ホテルの婚礼メイクというと、場合によっては少し前のトレンドメイクをされることもあるからしっかり要望を伝えるべき！という話を聞いていたので、少し不安な気持ちでメイクリハーサルに行ったのですが…そんな心配は全く無用で「ラメ入れますか？」「涙袋は描きますか？」とこちらの要望を汲み取って沢山提案してくださったので、どんどん理想の顔に近づいていきとても楽しかったです。やはりプロの成せる技だなと感動しました！
ACCESSORIESアクセサリー
全てホテルの衣装室でレンタルしたものです。
衣装室の方が私の好みを見事に理解してくれていて、全て決まった上で最終の衣装合わせに行った際「実は新作が入って…」と案内してくれたイヤリングがまさに好みで、最後の最後に変更させてもらいました。
カラードレス時はあえてスッキリめのヘアアレンジにしたので、大ぶりなイヤリングの存在感が際立っており思い切って変更して正解でした！
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
カラードレス時はヘッドアクセサリーは使用せず、金箔とラメジェルでシンプルに仕上げていただきました。
金箔は別途料金がかかりますが、リハーサル時も半額でつけてもらえますし、ラメジェルの他にラメスプレーの用意もあるようです。
NAILSネイル
シンプルなベージュをベースに、ゴールドの小花柄・ゴールドフレンチ・マグネット・オークラの回廊をイメージしたマーブル模様などを施したネイルです。
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
デルフィニウムを入れてもらったことと、会場装花にも自分たちらしさを意識したのがこだわりです！
白・青を基調に、少しだけ黄色を差し色に入れることで、爽やかさの中に温かみを忘れず素朴で可愛らしい印象にしていただきました。
ゲスト卓には食器が沢山並ぶので場所を取りすぎないように、対角のゲスト同士が顔を見て会話ができる位のボリュームでお願いしました。
フローリストはバルーンブラッサムさんにお願いし、事前に希望のイメージ資料をお渡ししました。当日まで完成したものを見ることはできませんでしたが、本当に理想通りの雰囲気に仕上げていただき嬉しかったです！
高砂全面にお花を置けなくても、空きスペースにキャンドルを置いて寂しい印象にならないよう工夫していただけたのが良かったです。
FOODお料理のこだわり
式場選びの決め手の一つがお料理で、式場見学に伺った7〜8件のホテルの中で、一番お料理が美味しいと感じたのがホテルオークラ東京ベイでした。
全てのメニューが、自信を持ってゲストの方に提供できるお料理です。目でも楽しめるような上品で華やかな盛り付けに、見た目の感動を超えてくる美味しさでどのお料理も2度楽しめますし、コースごとのプランではなく、メニューを一つずつカスタムできるのが魅力だと思います。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
ボックス型の3段ケーキです。
段ごとにクリームの絞り方やデコレーションが異なるデザインで、グレードアップしなくても華やかで凝って見えるのでこのデザインで即決でした。
フルーツ類は使わずに会場装花と同じイメージのお花を飾ったのですが、会場全体の統一感が出て良かったです。
WEDDING FAVORS引出物
カード型のカタログギフトにしました。
このカード1枚で引出物・引菓子・縁起物の全てをネットで注文してもらえます。ゲストの荷物を増やすことは避けたかったのでこちらを選んで良かったです。
PETITE GIFTSプチギフト
リンツのリンドールです。
式のテーマカラーである青と黄色のリンドールと、前撮り写真で手作りしたメッセージ入りのフォトカードを100均のクリアポケットに詰めてお渡ししました。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
ケイウノの『Blu Puro（ブループーロ）』です。
婚約指輪はサプライズで選んでもらいました。私がシンプルで繊細なデザインが好きなので、夫が国内ブランドのお店を回ってケイウノに決めてくれたそうです。
シンプルなデザインですが、石座を横から見るとお花の模様になっていてさりげない可愛らしさが気に入っています。ブルーのメレダイヤを通常のカラーに変更してもらいました。
WEDDING RING結婚指輪
結婚指輪は二人で国内ブランドを回って探しました。
日常使いしやすいよう、中心のずれが気にならないストレート型で、斜めにさりげないラインメレが入ったデザインを探していたので、TRECENTI（トレセンテ）のフローラシリーズより『ローサ』を選びました。指に触れる面まで丸く削られており付け心地が良いです。
ペアの男性用は女性用のラインメレと同じ形のカットが入っているので、シンプルながらもお揃い感をきちんと感じられるところが気に入っています。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
夫が担任を持っている児童の皆さんからのサプライズムービーを見た時は、感動して涙が出てきました。
準備に協力してくださった同僚の方々含め、夫が沢山の方々に支えられていることを実感して感謝の気持ちが溢れました。
二人らしさとは
『ありのままの自分やお互いを認め合って、大切にすること』だと思います。
背伸びせずに足りない部分を補い合って、お互い完璧じゃないからこそ魅力的な夫婦だと、自分たちも周りからも思ってもらえるような夫婦でいたいです。
嬉しかった参加者の反応
友人からの「涙が止まらなかった」「新郎新婦らしさの詰まった式だった」という言葉や、家族や親戚からの「親族ってもっと脇役みたいなものだと思っていたけど、私たちにとっても本当に良い式だった」「花嫁の手紙がとても良かった」という言葉を聞いて、この式に込めた想いや感謝の気持ちが伝わったのだと感じ嬉しかったです。
私にとって結婚とは
"幸せ"であり"覚悟"です。
今は様々な幸せの形や結婚に対する考え方があり、もちろん結婚が「楽しい」や「嬉しい」だけでは成り立たないものと分かった上で、それでも一生一緒に生きていきたいと思える相手に出会えたことは、私にとってはやはり"結婚＝幸せ"だなと思います。
後悔していること
披露宴中出していただいた前菜を一口も食べられなかったことです…仕方ないという他ありませんが（笑）
それでもホテルオークラ東京ベイでは、スープ以降のお料理を式を結んだ後にホテルのレストランでいただくことができるので、とても親切だと思います。
二人きりでゆっくりと式を振り返りながら、美味しいお料理をいただける時間ははとても良いものでした。
やりたかったけれど諦めたこと
諦めたことはありません！心から満足のいく式でした。
強いて言えば、ゲストの方ともう少しゆっくり話せる時間があったらなお良かったと思います。
節約のための工夫
公式LINE
アルバムを見る
自分たちらしい結婚式にしたい！という思いもあり、自分たちで作れるものは作りました。
オープニングムービーやプロフィールムービーなどは外注に比べるとかなり節約できたかと思います。
プロフィールブックや席次表も自分たちで作成し、公式LINEを利用して事前にデータ配信をしました。事前にゲストの方に新郎新婦のことを知ってもらえることで場の一体感が生まれて良かったです！
ドレス当てクイズのイラストは実際に最後まで悩んだドレスを3つ描き、歓談中にスクリーンに映して紹介していただきました。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
限られた時間でやりたいことを詰め込みすぎると自己満足な式になりかねないので、譲れないものはピックアップして時には取捨選択も大切かと思います。
けれど本当にやりたいと思うことは、多少大変そうなことでも日程がギリギリでも、まずは相談してみると良いと思います。ホテルオークラ東京ベイのスタッフの方々は必ず前向きに考えて情報を提供してくれるので、きっと最良の答えが見つかると思います。
私たちを担当してくださったプランナーさんは、何でも話せる親しみやすさとプロとしての信頼感を兼ね備えた方でした。心配性な私たちは打ち合わせ前からメールで沢山質問をしていたのですが、いつでも迅速に快く対応してくださいました。
宿泊する部屋に夫へのプレゼントを置いて欲しいとお願いした時も「全然わがままじゃないですよ、サプライズのお手伝いができてとても嬉しいです」と言ってくださりとても有り難かったです。信頼のおけるプランナーさんに結婚式をお任せでき、最高の式を挙げることができて感謝の気持ちでいっぱいです。
他にも、2回目の式場見学に伺った際スタッフの方が「私たちがこのホテルをお勧めするのは、何より私たちがこのホテルを大好きだからです」と言ってくださったことが印象に残っています。嫌な押し売り感は全くなく、ただただこのホテルの魅力が伝わって欲しいという想いが伝わり、是非このホテルのスタッフの方々にお任せしたいと思いました。
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