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私たちの式のコンセプトは《Noble》《Modern》です。
派手すぎず上質な、そしてちょっぴり都会的なおしゃれさのある式を目指しました。
格調高いグランドチャペルではロールカラーを着けて、露出を抑えて厳かに。
披露宴ではロールカラーを外し、シンプルなドレスとシニヨンですっきりとした美しさを目指しました。
お色直しのカラードレスではブーケの色味との組み合わせにこだわり、大人っぽさを意識しています。
The Okura Tokyoに決めた一番大きな理由は、このホテルのホスピタリティの高さでした。
大切なゲストの方々へ人生最大のおもてなしがしたい、感謝を伝えたいと考えていた私たちにとって、一番重視していたのは会場のスタッフの方々の雰囲気でした。
The Okura Tokyoには以前宿泊した際、出会うすべてのスタッフの方々やサービスがとても素敵で、最高の時間を過ごさせていただいた思い出がありました。
会場探しになってウェディングデスクに相談に行ったところやっぱりスタッフの方々が皆様素晴らしくて「この会場なら絶対安心だ」と思いこの会場にすることを決めました。
またこのホテルにはこれまで御三家として残ってきた歴史とプライドがあり“この先もずっと残り続けてくれるであろう場所”というのも大きな決め手です。
挙式
なにより正面のイエローオニキスの存在感が素晴らしいです!
装飾は木がベースとなっている空間にイエローオニキス、大きな十字架とスタイリッシュなシャンデリア、オフホワイトの石膏のレリーフとシンプルな造り。
それぞれのモチーフは大きいのにすごく調和が取れていて、かなりこだわってデザインされたんだろうなと感じました。
荘厳ながらもあたたかく、ホテルの中だというのを忘れてしまうような素敵な空間です。
披露宴パーティ
41階という高層階からの眺めが素晴らしいです!!
夜景が最高なので、個人的には絶対に夜の披露宴をお勧めしたいです。
リュンヌは窓が大きく、東京タワーが見えやすいのがお気に入りポイントです。
装花のオレンジとキャンドル×東京タワーの柔らかいオレンジが重なり、部屋全体が大好きな色味に包まれて幸せでした。
コンセプトやこだわったこと
会場作りでは“色味”と“雰囲気の統一感”にこだわりました。
オレンジをメインカラーに、強くはっきりしたオレンジが使いたい、でも元気でハッピーな雰囲気ではなく、多幸感あふれる柔らかな感じでもなく、どちらかというとクールな感じに、、、と、絶妙なニュアンスを画像を用いて伝えました。
動画や席札、プロフィールブックなどDIYも多かったのですが、雰囲気がごちゃ混ぜになってしまわないよう気を付けています。
催しの部分では“どう感謝を伝えるか?”にこだわっています。
あらゆる場面で意識し、用意するもの一つ一つに対してかなり時間をかけながら考えました。
中でも絶対にやりたかったのは全員のへのお手紙を書くことです。
エンディングムービーの後、ゲストの皆さまの手元に渡り読んでいただけるようにしました。
便箋と封筒を使って全員にしっかりとお手紙を書いたのでかなり準備時間はかかりましたが、こうして感謝を伝えられる機会はなかなかなかったのでやってよかったです。
WEDDING ITEMSウェディングアイテム
FIRST DRESSドレス 1着目
オーダードレス:YOSHITAKE
オーダー専門のショップで、フルオーダーにしました。
最初はレンタルのショップで検討していたのですが、色々と見ていくうちに「このドレスの胸元がハートカットだったら最高なのに、、、」「このドレスにロールカラーがあれば、、、」のように、自分の中で理想が固まってきてしまいました。
沼にはまっていたところオーダーの選択肢を知り、色々と問い合わせた中でフルオーダーに対応しているこのショップ様にお願いすることにしました。
ドレスはレースやビジューの装飾のないものにしていただきました。
挙式と披露宴とで雰囲気を変えたかったこともあり、ハートカットビスチェに幅広ロールカラーをつけられるようにお願いしています。
また背中には帯のような可愛すぎない、大きなリボンを付けていただいたところもポイントです。
SECOND DRESSドレス 2着目
- ショップ
- Bridarium MUE
ショップ:Bridarium MUE
ドレス番号:6575
決め手はやはり色です!
深いグリーンのドレスですが、写真では絶妙なエメラルドグリーンに映るところも他にはない美しさと思って気に入っています。
また艶のある生地や立体感のあるデザインもお気に入りで、グリーンドレス×オレンジブーケは絶対にやりたかった組み合わせです♡
SHOESシューズ
CHARLES&KEITHのポインテッドトゥスティレットパンプス(chalk)の7.5cmヒール高です。
こちらも装飾のないシンプルなデザインが気に入ったこと、足へのフィット感が良く歩きやすかったことから選びました。
HAIR & MAKEUPヘアメイクのポイント
元々メイクが好きだったため、あまりいつもとは変えないでいただく形でお願いしました。
普段のメイクの手順やこだわりをまとめてスタイリストさんにお渡しし、そちらを基準に当日仕様にしていただきました。
派手すぎずに目元を印象的に見せられるよう、アイメイクには特にこだわりを詰め込みました。
ヘアは、挙式はシンプルなシニヨン、披露宴の始まりではシニヨンをちょっと崩していただきました。
上品さは残しつつもきっちりしすぎない形でお願いしました。
面長感を緩和できるよう、顔周りはふんわりと耳にかかるようにしていただき、後頭部には立体感が出るよう、クッション材を入れてくださったようです。
お色直しではポニーテールです。
大きめにカールを作っていただくようお願いして、黒のベロアリボンと合わせた時に“大人かわいい”に仕上がるように高さなどを調整していただきました。
髪の長さが足りなかったため、2段ポニーテール+首回りはあえて結ばずピンで固定し、結んでいる感が出るように工夫してくださいました。
ACCESSORIESアクセサリー
全てのドレスでイヤーアクセサリーのみにしました。
顔タイプなども考慮し、全て大きめで存在感のあるものにしています。
挙式の時はシルバーとビジューの大振りイヤリングで、ちょっとだけクラシカルな要素を取り入れました。
披露宴入場の時はゴールドの二連ピアスです。
挙式と同じドレスですがカジュアルダウンにしたく、挙式とは全く違う雰囲気のものに変更しました。
貝が重なっているような珍しいデザインとマットな質感もお気に入りで、前撮りでも使用したものです♡
お色直しではゴールドのビジューがきらきらして綺麗なイヤリングです。
会場の装花や夜景、キャンドルとの統一感が出るように、同じ色味のアクセサリーを選んでいます。
HEAD ACCESSORIESヘッドアクセサリー
挙式、披露宴入場では特に使用していません。
挙式ではティアラも検討しましたが、残念ながら似合わなさすぎてやめました、、、。
お色直しの時には黒のベロアリボンとチュールリボンを重ねて着けました。
ウェディングドレスの時はとにかくシンプルだったので、お色直しではがらっと雰囲気を変えてレディ感を強められるように意識しています。
NAILSネイル
アイボリーをベースにした韓国風ちゅるちゅるネイルにしました。
ゴールドのラインや、もやもやした雲のようなデザインを施していただき、ニュアンス感がすごく素敵なネイルでした♡
式が終わっても普段のファッションと合わせて楽しめるデザインにしていただいたのもある意味ポイントです。
普段ネイルが出来ない職種なので、挙式後のお休みもネイルをしたまま過ごせて幸せでした♪
FLOWERSメインで使った花や装花のテイスト
フラワーショップ:JANE PACKER
担当:岡野様
オレンジのダリア、蘭、バラなどを中心に使っていただきました。
濃いオレンジに差し色でブラウンや赤、濃いイエローを使用し、くすんだ色味のオリーブの葉を入れ、全体的にトーンを落としていただいたのもポイントです。
夜ということもありキャンドルを使いたかったため、最初からキャンドルありきで装花の相談を進めていきました。
当日は、素晴らしい仕上がりに大喜びしたのを覚えています。
ブーケも当日のお仕度中に見せにきてくださったのですが、まさに好みのブーケで感動し、つい「かわいい」と叫んでしまうほどで、幸せでした♡
FOODお料理のこだわり
エスポワールのコース+デザートをクレープシュゼットに変更にしました。
お料理はやはりとても美味しくて「さすがThe Okura Tokyo!」という感想を今でもいただくほどです。
クレープシュゼットは夫の強い希望があり選びましたが、味はもちろんのこと、その場で調理してくださるワクワク感や龍のように火が燃え上がる演出の面白さで大盛り上がりの時間になり、やってよかったなと思っています。
WEDDING CAKEウェディングケーキ
私たちはケーキ入刀やケーキに代わるイベントは行いませんでした。
やめようかと思ったきっかけは、夫がケーキ入刀のイベントそのものに飽きていたためです(笑)
すでに何度も式に行かれているゲストが多いこともあり、夫から「みんなもう何回も見ているから別に面白くもないでしょ」と言われ、そう言われてしまうと確かに、、、と思ったのが始まりでした。
ケーキ入刀などでなくバルーンスパークなども考えましたがどれもしっくり来ず、潔くケーキ関連のイベントは辞める事にしました。
その分の時間を使い、最初に皆様のテーブルを回るテーブルラウンドにあてました。
幸せのお裾分けという意味合いのあるケーキ入刀をしないのはどうだろう?とも迷いましたが、最初に全員とゆっくり話せて写真も撮れ、ゲストからも「たくさん話せて楽しかった」と言っていただけたので、結果的にはこの形にして良かったなとすごく思っています。
WEDDING FAVORS引出物
The Okura Tokyoのギフトカタログ、The Okura Tokyoのお菓子詰め合わせ、コーヒーと紅茶の詰め合わせを贈りました。
親/親族/上司/友人・同僚でギフトカタログの金額を変えて贈り分けしています。
PETITE GIFTSプチギフト
大好きなLindtを2粒ずつ、トレーシングペーパーをピラミッド型にラッピングしてお渡ししました。
「かわいい」と言っていただけてよかったです。
ENGAGEMENT RING婚約指輪
婚約指輪ではありませんが、代わりに婚約ネックレスをいただきました。
Cartierの、シンプルな一粒ダイヤのものです。
仕事柄派手な指輪はできませんがネックレスはすることができるので、オンオフ問わず使用できるものにしてもらい大切に使っています。
ファッションを選ばずにどんな時でも使えるので、すごく気に入っています。
WEDDING RING結婚指輪
Cartierのすごくシンプルなリングです。
私の両親が全く同じデザインのものをサイズ違いでつけており、自分も結婚指輪は夫婦で同じデザインをお揃いでつけたいと思っていました。
いろんなブランドで着け比べ、幅やカーブの感じが最も好みだったCartierを選んでいます。
Q&A先輩花嫁に質問
結婚式で一番感動したこと
挙式の終盤にチャペルで皆さんの顔を見渡した時、自分にとって大切な皆さんが自分たちのために集まってくれたことを実感し、一番感動しました。
“この先の人生で今日が一番若い“という言葉もありますが、元気にみんなが集まってくれた奇跡のようなタイミングで、全員にこれまでちゃんと言う機会が持てなかった感謝を伝えることができたのはとてもよかったなと思っています。
また同じコミュニティの仲間同士だけでなく、なかなか会えない親戚同士や別のコミュニティで仲良くなった友人同士が楽しそうに話してる姿もよく見かけて、すごく嬉しかったです。
「新郎新婦がいるのを忘れるくらい披露宴そのものを充実させたい」という思いで披露宴を準備したので、後からゲスト同士で楽しそうにしている写真がたくさん送られてきてすごく幸せな気持ちになりました。
皆さんにとっても心に残る時間になっていたらいいなと願うばかりです。
二人らしさとは
“こだわりの強さ”です(笑)
ゲストに喜んでもらうためには何ができるかを考え、準備にかなりの時間を費やしました。
例えば動画も作ったのですが、せっかくなら見て楽しいもの、心動かされるものを作りたいという気持ちからよりクオリティの高いものにしようと0.1秒単位で修正したり、、、まるで業者でした(笑)
手紙を書くのにもどれだけ時間をかけたでしょうか、、、。
大変ではありましたが、自分たちでやりたくてやったので悔いは一切ありません。
クリエイター気質な私たちらしい式になったなと思っています。
嬉しかった参加者の反応
「結婚式には何度も参列してきたけれど、一番あたたかい式だった」「本当に心満たされた」「ありがとう」と、たくさんの方々からご連絡をいただきました。
逆にありがとうと言っていただけるなんて思ってもいなかったので驚きましたが、とても嬉しかったです。
特にお手紙を喜んで下さった方が多く、何件もお返事をいただき、今でも宝物です。
あとはお料理、施設、スタッフの方々のご対応など、The Okura Tokyoに対するお褒めの言葉が多かったです。
「さすがThe Okura Tokyo」を何度聞いたか、、、。さすがです!
私にとって結婚とは
私たち夫婦が結婚前にものすごく悩んだテーマです(笑)
私たちなりの結論は「結婚とは、それぞれがより自分らしく生きられること」です。
自分を認めてくれる相手がいつもすぐそばにいてくれる安心感があることで、それぞれが自分らしく、かつ支え合いながら生きていけるのではないかと思っています。
結婚式をしたことで、この先の人生をこの人と一緒に生きていけるんだという実感がさらに強まりました。
また、大切な人たちに今までありがとうの感謝、これからこの人と生きていきますという決意表明ができたことで、人生の大切な節目の日になったと思うので、結婚式をしてよかったです。
後悔していること
写真についてです。
ヘアやネイルなどにこだわったけれど、その瞬間しかないものはしっかりと写真に残しておいてもらえばかったなと思っています。
また顔を向けている写真以外の横顔や後ろ姿など、せっかく可愛くしてもらったので自分では見えない自分の姿も残してもらいたかったなと思っています。
お願いしたいショットはカメラマンさんになんとなくでも伝えておくのがいいと思います。
The Okura Tokyoの場合は、提携の写真会社さんから選ぶのですが、その写真会社の中でも好みの写真を撮るカメラマンさんがいたら指名するのもいいと思います。
また、スマートフォンを持ち込めばよかったな〜という後悔が大きいです。
高砂側からの景色や待ち時間のオフショットなど、新郎のポケットには携帯を入れておけるそうなので頼めばよかったです。
式をやり直せるなら絶対にスマートフォンを持ち込みます。
やりたかったけれど諦めたこと
金額と優先度を比較した結果諦めましたが、カメラを2カメラ体制にしてもらったらよかったなと思います。
そうしたらゲストのオフショットや会場写真など、物理的に1カメラだと撮りようがなかった写真も残せたかな?と思います。
節約のための工夫
ペーパーアイテムの自作や動画の自作など、DIYを多めにしたことで多少節約になりました。
とはいえかなりの時間は使うので、時間を買うか、お金とこだわりを買うか、、、どちらも一長一短だと思います。
途中は大変な時もありましたが、またとない機会で楽しかったので私は作って良かったと思っています。
またブーケやベール、小物系やCDなどはお譲りを活用したことも節約になったかと思います。
MESSAGES後輩プレ花嫁さんへのメッセージ
結婚式を終え、とにかく「The Okura Tokyoでよかった」の一言です。
まさに夢より素敵な1日でした。
やはり、スタッフの方々の雰囲気や連携が素晴らしく、感動しました。
あれだけの数のスタッフの方々が関わってくださっているのにも関わらず、ミスや不安に思うことが一切ないのは、とてつもなくすごいことだなと思います。
The Okura Tokyoでは結婚証明書の横に空白のスペースがあり、この先いつでも書き込んでいけるそうです。
ホテルとしてもこの先も利用でき、その度に結婚証明書に書き込んでいけるなんてすごく幸せなことだと思います。
この先もマイホテルとして繋がり続けていけるのがすごく嬉しく、楽しみです。
式の準備はとても楽しかったですが、振り返るととにかく情報収集が大変だったなぁと感じています。
プレ花嫁さんたちの素敵なレポートが無限にあってついつい目移りしてしまいがちですが、自分たちの式のイメージを時々確認しつつ進めていけたらきっと素敵な式になるんじゃないかなと思います。
式を結んだ時「すっきり!楽しかった!やってよかった!」と思えますように♡
準備を含めて楽しい時間になることを願っています。